道三→信長、美濃→岐阜の時代へ
大河ドラマ再開前に岐阜公園で実地予習
日曜夜の「麒麟がくる」は現在お休み中。特別番組で過去の大河の名シーンが見られるのは願ってもない程嬉しいですが、やっぱりちょっと寂しいですよね。
そこで本誌の7・8月合併号の「光秀紀行・解」(56、57ページ)では、「麒麟がくる」内の斎藤道三の名言を一挙紹介!
最期までメチャクチャカッコよかった本木雅弘さんの怪演を思い出しながら、ぜひお楽しみください。
電子ブック版はコチラ→7・8月合併号
さあ、そして大河休止中の今こそ「麒麟がくる」の世界観を予習するまたとないチャンス!
岐阜公園内を散策して、大河の“いま”→“これから”を実感してみてはいかがでしょう。
ドラマの中でも信長は「帰蝶のために美濃を取る!」と宣言していたので、きっとこの地が再び表舞台に返り咲く日も近いはずですよ。
まずはお馴染み、「麒麟がくる 岐阜大河ドラマ館」へ。
新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して現在万全の態勢がとられているため、体験型の展示の多くが中止されていますが、それを差し引いても余りある嬉しい展示が新登場したのです。
それは、麒麟ファンも本木さんファンも必見の「斎藤道三甲冑」!
この「撮影使用品」の言葉だけでも、興奮を禁じ得ませんよね♡
甲冑にはすぐ近くまで寄ることができるので、撮影で使い込まれた感じなど、ぜひ間近で確認したいところです。
ドラマ館を後にしたら、お次は金華山ロープウェーの山麓駅へ向かいましょう。(おお!この武将たちは…!!)
ここに来たら冷めやらぬ興奮がまたまた再熱必至!
なんと本木さん扮する蝋人形の道三様がいらっしゃるのです。
どうですか、このリアルさ!
そしてどの角度から見てもパーフェクトを言わざるを得ない美しさ♡
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さて、このままロープウェーに乗って山上まで行きたいところですが、実は山麓にも信長の伊吹を感じられる場所が。
金華山の麓には立派な「信長公居館跡」の発掘調査が進んでいて、その全貌が近年明らかになりつつあるのです。
居館跡の大きな見どころの一つは、やっぱりコチラ。
この超巨大なチャートの岩盤です。
あれ、この岩盤、よく見ると滝が流れている…?
実はこの場所、絢爛豪華な庭園があったとされる箇所。
岩盤を伝うように滝が造られていた痕跡が見つかり、現在はこうして実際に上から水を流す「滝実験」が行われているんです。
この滝を見るだけでも、ダイナミックな信長の美意識が存分に伝わってきますよね。
道三時代の「美濃」から信長時代の「岐阜」へ。
今後大河では、どんな変貌を遂げていくのでしょうか。
まだまだこれから面白くなる「麒麟がくる」。
梅雨が明けたらぜひ岐阜公園の歴史散策を楽しんで、ドラマの再開に向けてモチベーションを高めておきましょう。
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