新型コロナウイルス感染症の感染者数が4月を上回るスピードで増加しており、
岐阜県では二度目となる非常事態宣言が発令されました。
↓下記リンクから現在の状況や、どんなことに気を付けて生活するといいのかなどが確認できます。
「第2波非常事態」に対する緊急対策について(知事メッセージ)
ここでは感染対策の基本をおさらいしていきます。
基本的な内容はどんな状況になっても変わらないので、引き続き感染拡大を防ぐためにできることを積み重ねていきましょう。
!感染対策の基本!
- 感染リスクが高まる「密閉空間、密集場所、密接場面(3密)」を避ける。
- 向かい合ったり近い距離で人と話すときはマスクをする。
- 外出先で鼻や口、目には触らない。あるいは手を洗ってから触る。
- 家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替え、シャワーを浴びる。
- 食事中など、マスクを外さなければならないような場面では会話を控える。一人で食事をするのが望ましい。
→感染第2波では特に酒類を伴う飲食店での感染者数が多くなっています。飲食時には必ずマスクを外さなければなりませんし、お酒が入ることで気分が高揚し、そのまま会話が弾んでしまうことも。宴会などはできるだけ控え、代わりに宅飲みやリモート飲み会にしてみるのがおすすめです。
この時期に合わせて気を付けたい マスクと熱中症

今年は感染予防の観点からマスクを着けての生活が推奨されますが、一方で熱中症のリスクが高まってしまう危険性が。
使い方を工夫して、熱中症対策と感染予防に努めましょう。
!考えられるリスク!
- マスクで顔の半分が覆われるため、熱がこもりやすい。
- マスク着用による保湿効果で口内の湿度が保たれ、喉の渇きを感じにくい。
- 呼気がマスク内にこもり、吸い込む空気が温かくなることで体温が上昇しやすい。
熱中症対策その① 暑さを避ける
エアコンと扇風機・サーキュレーターなどを併用して部屋を涼しく保ちましょう。一方で窓を開けたり換気扇を回したりして、定期的に空気の入れ替えを行うことが大切です。
熱中症対策その② 適宜マスクを外す
気温・湿度の高い中でのマスク着用は要注意。屋外で人と2メートル以上の距離を保てる場合、負荷のかかる運動や作業をする場合などはマスクを外すようにしましょう。
熱中症対策その③ こまめな水分補給
1日当たり1.2リットルを目安に、喉が渇く前に水分補給を行いましょう。高齢者は特に喉の渇きを感じにくいため、1時間ごとに水分補給をするようルールを決めておくと安心です。
熱中症対策その④ 日頃の健康管理
日頃の体温測定や健康チェックは新型コロナウイルス感染症の予防に役立つだけではありません。体調が悪いと感じたら休息をとるなど、熱中症対策にも特に気を使いましょう。
熱中症対策その⑤ 暑さに備えた体作り
適度な運動を生活に取り入れ、熱中症になりにくい健康的な体を作りましょう。水分と休憩をとりながら、“やや暑い”環境で“ややきつい”運動が30分程度できると理想的です。
長い梅雨が明け、これからがいよいよ夏本場です。
新型コロナウイルスからも熱中症からも自分の身を守れるように、日々の体調管理には気を付けていきましょう。