近年、猛威を振るう風水害に備え、防災意識を高めましょう!
本日9月1日は「防災の日」。
この日付は、1923年9月1日に発生した、日本の歴史上最悪の自然災害『関東大震災』にちなんだものです。
ちなみに、「防災の日」を含む1週間(8月30日~9月5日)は「防災週間」。
防災啓発デー&ウィークに、改めて日頃の防災について考えてみましょう。
過日の「令和2年7月豪雨」では岐阜県の飛騨川が氾濫し、その様子をテレビ等の映像で見た方も多いでしょう。
下呂市を中心に住宅は浸水、道路は崩落し、各地に大きな爪痕を残しました。
このように、年々激化している風水害。
それで は、いざという時の避難行動の基準となる「警報・注意報」や「避難情報」を正しく理解しているでしょうか?
皆さんはお住まいの地域のハザードマップを見たことがありますか?
自宅周辺の浸水予想や土砂災害発生予想を把握していますか?
警戒レベル2の時点で、このハザードマップに基づいた避難の準備が始まるのです。
警戒レベル3、4と上がるにつれて緊迫感は高まります。特に高齢者・妊婦・子ども・障がいのある方は早めに避難を‼
甚大化している風水害を前に、経験則は通用しません。
「空振りでもいい!」くらいの気持ちで、とにかく迅速に避難しましょう。
そのためにも、非常持出袋は必ず用意しておきましょうね。
WEBサイトやアプリを活用するのも有効な手段
風水害だけでなく、地震の備えにも通じる対策です。
一度、「岐阜県総合防災ポータルサイト」を一度ご覧ください。
https://www.pref.gifu.lg.jp/bousai/
*気象警報の地図表示
*岐阜県危機管理部公式ツイッターの画面表示
*避難情報&避難所開設情報の表示
など、県内における防災情報をリアルタイムに入手可能。
他にも、「岐阜県 川の防災情報」「岐阜県土砂災害警戒情報」といった河川・土砂災害情報をはじめ、災害時に役立つ外部サイトへのリンクも充実しています。
スマホをお持ちであれば、防災アプリもあらかじめインストールしておくことをお勧めします。
いくつもありますが、個人的には「radiko(ラジコ)」がイチオシ。
速報性に優れた細やかな情報を耳で逐一チェックでき、バッテリーとデータ通信量の消費が少なく済むので、災害時向きと言えます。
他のお勧めアプリについても本誌の記事で触れていますので、一度チェックしてみて下さいね。
何十回と耳にしているフレーズかもしれませんが、防災の基本は「自分の命は自分で守る」。
災害大国・日本で暮らしながら自然災害から身を守るためには、まずは一人ひとりの防災意識を変えていかなければいけません。