ぷら犬 先日「サンドイッチの専門店@岐阜市 ４選（前編）」をお届けしました。
改めて、「サンドイッチ」とはパンに好みの具材を挟んで食べるだけのシンプルな料理と思いきや、実に奥が深い…ということを踏まえ、いざ【後編】へ！
推し③ テイクアウト充実サンドが揃い踏み「Maru Sand」
昨年末に芥見エリアにオープンしたのは、キュートな白黒の看板が目印のサンド専門店「Maru Sand（マルサンド）」さん。
バゲットなどのパンに、びっくりするほど多種多様な具材をサンドしたスタイルのフレッシュサンドウィッチがショーケースに並びます。
このパンというのが実にバラエティ豊か。
リュスティック（フランスパンの一種）、
クッペ（1本の切れ目が入ったバゲット）、
チャバタ（四角くて平べったいイタリアの食事パン）、
ピタパン（平たくて中が空洞になった円形の小麦パン）、
ベーグル（硬めに焼き上げられたドーナツ状のパン）、
ラップサンド（トルティーヤ生地で食材を巻いたサンド）
などなど、「聞いたことはあるけどちゃんと食べたことないかも⁈」なんていう様々な種類を揃えています。
食材も店長さんのセンスや自由な発想で組み合わせ、他ではなかなかお目にかかれないようなユニークなメニューも！
例えば、写真の「サバサンド」はトルコ・イスタンブール名物。たっぷりのオリーブオイルとガーリック、塩・コショウで焼いたサバに、アクセントとなるレモンスライスをのせています。しかも、本場のようにバゲットで挟むのではなくシンプルなチャバタをチョイスすることで、パンの美味しさもサバの美味しさも感じられるように工夫しています。
また、こちらの「ブル―チーズチキン」 も絶品。使われている「ブルーチーズソース」は、以前店長さんが働いていたお店のレシピをアレンジしたものだそう。蒸し鶏をほぐしてからたっぷりのソースを和え、豊かな風味が特徴の全粒粉パンミディグラハムにサンド。ブルーチーズの香りと味わいがめいっぱい感じられる逸品です。
＼飽くなき探究心／
オープンから半年。リピーターさんの意見などを取り入れつつ、店長さんがこれまでに働いてきたお店で培ったことや“美味しい！”と感じたアレコレを繋ぎ合わせて叶えた、具だくさんサンドが揃い踏み。店長さんの夢だった「好きなことをできるお店♪」が肌で感じられる、アットホームなお店です。
月ごとや季節ごとで具材やメニューが変わるので、何度足を運んでも新しいパンに出会えます。
Maru Sand（マルサンド）
住所 ：岐阜市芥見4-29 コーポ丸西103
営業時間：7:00〜14:30 ←6月から変更になりました
定休日 ：日曜、祝日、隔週月曜（不定休あり）
駐車場 ：12台（共用）
電話番号：058-207-9706
SNS ：Instagram @marusand2021
推し④ お値打ちで日常使い◎「サンドイッチとカフェ PANDA」
昨年7月にオープンし、間もなく1周年を迎えるサンドイッチ専門店「サンドウィッチとカフェ PANDA」さん。
約30種揃えるメニューの中でも、「たまごサンド」と「ローストビーフドッグ」が超人気ということで、裏話を伺ってきました。
不動の人気を誇る「こだわりタマゴサンド」は、エサにこだわって生産された揖斐川町・谷汲山の「特殊卵」を使ったもの。大量にゆで卵にして、殻を剥いて、食感が残るように潰して、パンに塗って…と毎日手作りしていらっしゃると聞き、そのご苦労に頭が下がります。
素材の味を感じられる優しい味わいで、毎朝食べたくなるやつ！しかも卵がパンパンに詰まって分厚さ◎！なのに、お値段が驚きの240円！！毎日買い求めに来るお客さんがいるというのも納得のPANDA看板メニューです。
こちらの「ローストビーフドッグ」は、かたまり肉から丁寧に仕込む自家製ローストビーフを、ポテトサラダ＆レタスと一緒に挟んだドック。この形がすっかり定着していますが、開店当初はサンドイッチだったそう。リニューアルの経緯を伺うと、「お客さんの声やスタッフ同士での意見もあり、食べやすくボリューミーにしたんです」とのこと。オープン前はもちろん、今でも開発や改良に余念がないと言います。
見るからに分厚いローストビーフがてんこ盛りのこちらは、ランチとして頂いても満腹になること間違いなし！のPANDAの代表作です。
他のメニューもどれも魅力的で、惣菜系はとんかつやメンチカツ、スモークチキンなどがっつり食べたいときにはもってこい♬スイーツ系は三ケ日みかんやクッキー＆クリーム、小倉抹茶など甘党の心をわしづかみにすること間違いなしのラインナップです♡全品すべて店内で手作りしており、朝にカットされたフレッシュなフルーツも味わえます。
とにかくお値段がリーズナブルでデイリー使いにピッタリのPANDAさんのサンドイッチ。店内でモーニングが頂けるほか、営業時間外は店前の自販機でも買えるんだとか！当日の店頭販売分がお値打ちに買えるように、“食品ロス”と向き合ったSDGｓの取り組みです。さらに、余ったパンの耳は自由に持ち帰りＯＫ。社会貢献を信念に、お代は募金スタイルにしてお客さんからの気持ちにお任せしているのだそうです。
可愛いロゴにもなっている店名「パンダ」。その由来を尋ねてみると――
「パンダみたいに小さく生まれて大きく育って、そして愛される存在になりたいな、って思いまして」と店長さん。
地域の愛され店として、みんなのお腹を満たし続けてくれることでしょう。
サンドイッチとカフェ PANDA（パンダ）
住所 ：岐阜市東興町12-1 1F
営業時間：7:00〜18:00（カフェは8:00〜17:30LO）※閉店後は外の自販機で販売する場合あり
定休日 ：無休（臨時休業あり）
駐車場 ：26台（共用）
電話番号：058-201-1815（予約・取りおき可）
SNS ：Instagram @sandwich.cafe_panda