【Web限定記事】 林業ボードゲーム、クラファン始動!

3月15日、林業について楽しく学べるボードゲーム「FOREST BALANCE GAME-幻の山林王-」の製品化を目指したクラウドファンディングがスタートしました。この記事では「FOREST BALANCE GAME-幻の山林王-」とは何ぞや?というところから詳しく&楽しく紹介していきます!

FOREST BALANCE GAME-幻の山林王-
只今作成中の「FOREST BALANCE GAME-幻の山林王-」現ビジュアルはこんな感じ。年末の製品化に向けて今後も進化していく予定だそう。

ゲームを作ったのはこんな方々

このゲームは、岐阜県高山市に本社を持つ飛騨五木株式会社のWEBメディア<響hibi-ki>が開発した完全オリジナル品。飛騨五木グループといえば林業~建築・設計、エネルギー事業等を手広く展開し、木材をふんだんに使った遊び場の企画・建築・運営サポートまでも手掛ける近年大注目の企業です。

森のわくわくの庭養老店
森のわくわくの庭輪之内店
遊び創造labo

「飛騨五木が目指すのは『木材が当たり前にある社会』。そのためにも学校で当たり前に森や林業のことを学べるようにしたい…そんな想いがゲームを制作するベースになりました」。こう語ってくださったのは、ゲーム開発者の1人、響hibi-ki編集部の高岸さん。埼玉出身、大学時代に全国を巡る中で林業に魅了された高岸さんは、埋もれがちな林業という存在を広く世に届けたいと熱く願い続けていたのだとか。
「学校では教えてくれない日本の林業を、全国の小中高生に『なんか面白そう!』と感じて学んでもらえる形は何か――。模索する中でたどり着いたのが、ボードゲームでした」。

それから1年、試作とヒアリング、ブラッシュアップを重ねてできあがってきたのが、「FOREST BALANCE GAME-幻の山林王-」なのです。

響hibi-ki編集部の田中さん、高岸さん顔写真
響hibi-ki編集部で、ゲーム考案者の田中さんと高岸さん(右)。情熱的なお二人の話を聞いているだけで「林業っておもしろそう~」という気持ちになります。

どんなゲーム?チラリご紹介

「FOREST BALANCE GAME-幻の山林王-」は各プレイヤーが林業従事者になって、山を育てたりお金を稼いだりする一種のシミュレーションゲーム。山を拓くには機材が要る、機材を買うにはお金が要る、それをやりくりして事業が軌道に乗ったとしても、自然災害に遭うとひとたまりもない…そんな林業の大変さと、そこを知恵と工夫とバランス感覚で乗り越えていく面白さがギュッと凝縮しています。

あと、そもそも単純に聞きなれない言葉やカードがなんか萌える!!

カード紹介
道具コマたち。「バックホー」と「ハーベスト」なんて、はじめましてのお名前です。違いがパッと分かりますか?
カード紹介
運命カード「マツタケ発見!」「鹿のツノを見つける」。なんかほっこり。
カード紹介
運命カード「獣害」「土砂災害」「盗伐」。林業には思いもよらぬアクシデントがあるんですね…!
カード紹介
施業カードいろいろ。かっこいい作業シーンがてんこもり💛萌え💛

最終的に勝負を決めるのは、森の成長度を示す「★」とコイン(お金)の総数。どうです?直感的に「面白そう~!」ってなりませんか?実際、県内5つの農林高校で行った出前授業での学生さんの反応も上々、3月15日に行われた体験会では大人たちも大変盛り上がりました。

出前授業の様子
はじめは「林業=木を伐る」という印象しか持ってなかった生徒たちが、このゲームを通して異なる林業イメージ、より解像度の高い林業イメージを抱くようになったそう。
記者会見・体験会の様子
3月15日に遊び創造laboで行われた体験会の様子。ぷらざスタッフは森は育てられたものの経済面がずたぼろで、大負けでした。今度はもっとうまくやって「山林王」になってみせる…!

現在、クラファン実施中!

「森の良き理解者」を増やしていくために――。今回高岸さんたちが選んだのは、単に自分たちでお金を出してゲームを製品化する方法ではなく、できるだけ多くの人を巻き込みながら“共に作っていく”クラウドファンディングというやり方。高岸さんいわく、「『オール岐阜』を大切にしたくてクラファンのサイトも印刷会社も地元の企業を選び、返礼品にも岐阜のものを多く用意しています。目標金額は150万円、集まらなかったらすべて返金するAll or Nothing方式の背水の陣で臨むつもりです。少しでも面白そうだと思っていただけたなら、ぜひローカルクラウドファンディングサイト『OCOS(オコス)』をチェックしてみてください」とのこと。

日本の林業を、ひいては日本の森を、私たちの暮らしを変える可能性を秘めたボードゲーム「FOREST BALANCE GAME-幻の山林王-」。あなたも出資して、その成功を支える1人になりませんか?

≪こんな人は一度 「OCOS」 をチェック★≫
□林業や森、木に興味がある、というか好き。
□林業をはじめとする専門的な仕事ってかっこいいと思う。専門用語に萌える。
□子どもたちに環境教育は必要だと思う。
□ボードゲームが好き。みんなでワイワイも好き。
□クラファンに興味がある。やってみたい。

□岐阜の企業や頑張っている人を応援したい。

ちなみに下の写真たちは「OCOS」でも紹介されている返礼品の一部。サイトでは高岸さん、田中さんの情熱的なメッセージも公開されています。「オール岐阜」の一員として、実はぷらざ編集室(=ヨツハシ株式会社)も印刷を担当予定です♪

クラファン返礼品
クラファン返礼品
クラファン返礼品
≪クラウドファンディング詳細≫

プロジェクト名/
林業ボードゲームを広めて「林業教育革命」を一緒に起こしませんか?-日本の学校教育から消えた「林業」を出前授業で復活させたい!
募集期間/2023年3月15日(水)~5月21日(日)
目標金額/150万円(All or Nothing方式)
プロジェクトページ/https://www.oco-s.jp/project/hidagoboku

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