朝夕はぐっと冷えこみ、日一日と秋の深まりが感じられるようになってきました。
そこで、この秋オススメしたいお出かけ先は、「飛騨・美濃紅葉三十三選」に5ヵ所も名を連ねている揖斐川町。
11・12月号の旅では、多くの紅葉スポットが点在する谷汲エリアを巡り、さらに北へと車を走らせ星空がきれいなまち・藤橋エリアを満喫してきました。
まず向かったのは、「たにぐみさん」の愛称で親しまれている谷汲山華厳寺。1300年続く「西国三十三所観音巡礼」の三十三番目の霊場、つまり満願の地とあって、白衣や笈摺(おいずる)を着た巡礼者たちが参拝に訪れる名刹です。実際に訪れてみると、実に見どころがいっぱいでした!
長~い階段を上って…
本堂でいざ参拝。
県内でも数少ない戒壇巡りもあります。
高さも横幅もわからない真っ暗闇の途中には「極楽の錠前」があり、これに触れることで極楽往生が約束されると言います。
本堂奥の階段上に建つ満願堂の周りには、タヌキの石像がずらり。よく見ると…
ん?「見たぬき・聞かたぬき・言わたぬき」でしょうか⁉
仁王門~本堂の間にある塔頭・明王院には白いゾウが。
目が合ってしまい(!)思わずパシャリ。
「こどもおみくじ」(1つ100円)も引けますよ!
他にも…
「苔の水地蔵」「精進落としの鯉」などなど。
華厳寺に訪れたことがある方も、紅葉狩りとあわせて、広い境内を改めて散策してみてはいかがでしょうか?
そして参拝の前後には、
華厳寺仁王門~参道総門を無料で走ってくれる『トゥクトゥク』に乗車してみるのもオススメです☆
次に目指したのは、国道303号線を北上した先にある藤橋エリア。
31年前に開館した「藤橋城・西美濃プラネタリウム」は、「へぇ~、こんなところにお城があるんだ!」と勘違いしてしまうほど立派な城郭を装っていますが、実は4階建てのプラネタリウムなのです。
魅力は何と言っても、投影中のナレーションはずっとスタッフさんの生解説だということ!!
その日の夜の星空や最近のトピックスなどを紹介してくれ、毎回違う話が聴けるとあって、県外からのリピーターも多いそうです。壮大でロマンあふれる宇宙のお話に触れれば、悩み事も気にならなくなりそう♪♪
本誌では8ページにわたってご紹介している、揖斐川町の谷汲~藤橋の旅。まもなく設置されるぷらざ11・12月号をどうぞお楽しみに♡