置き本シーズンも終盤に差しかかっている「月刊ぷらざ9・10月号」。その43ページ「大垣旅特集」内でも紹介している「火鉢かふぇ壽庵(じゅあん)」があんまりに素敵だったので、Web記事でもご紹介しちゃいます。
「火鉢かふぇ壽庵」ってこんなとこ
せっかくのWeb記事、本誌には載せられなかった写真を存分に入れつつ、「火鉢かふぇ壽庵」について紹介してまいります。
まず外観はこんな感じ。「古民家カフェ」という事前情報は得ていましたが、想像以上に民家っぽくて驚きました。築96年、ご主人のご実家だそうです。
中も民家っぽいのかしら、と思いつつ足を踏み入れてびっくり!古き良き日本を感じる縁側席、大正レトロが心ときめく座敷席、和室×ソファの組み合わせがお洒落な洋風席…どこを切り取っても絵になる、ハイセンスな空間がそこには広がっていました。
聞けばフォトスタジオとしても使われている場所だそう。なるほど、だからお部屋ごとに意匠が違ったり、席ごとに世界観が感じられるんですね。それにしても素敵✨
お店を切り盛りされているのは、これまたお洒落なご主人&女将さん。基本的にはご主人が接客、女将さんが調理を担当されているそうです。
「火鉢かふぇ壽庵」が生まれたのは4年前のこと。「主人の実家が空き家になって、片付けにやってきたら18個の火鉢を筆頭に大量の古いものが出てきて…。はじめはゴミだと思っていたそれらがだんだん愛しい気もしてきて、これを使って何かできないかな?と思ったのがスタートでした」と女将さん。ゴミとして捨てられる運命だったものたちが、お二人の想いとセンスでこんな風に復活し、多くの人を癒すことになるとは…すごいことだなあ。
気になるメニューをご紹介
「火鉢かふぇ壽庵」は、その名の通り火鉢でいろんな食材を焼きながらいただけるお店。いろいろなメニューがありましたが、今回は人気メニューだという「焼き焼きセット」と「おきつね3セット」の2つをチョイスしました。それぞれドリンクが付いて、とっても豪勢♡
1時間半かけておこしたという炭を目の前の火鉢に入れていただき、ご主人にレクチャーされるままにお餅をひっくり返したりおいなりさんに醤油を塗ったり。じわじわと焼き目をつける食べ物たちのかわいらしいこと。調理というより“育てる”感じがとっても楽しく、そして何より焼きたてって美味しい!
ドリンクには茶葉をその場で炒って煎れる「自分DE焙じ茶」と、焼きマシュマロをのせる「ぽわぽわラテ」をチョイス。これまた美味しくて溜息…♡ この充実度・多幸感でこのお値段は破格です。
あなたも「火鉢かふぇ壽庵」で癒されて
「めんどうは楽しい、めんどうは美味しい」という合言葉を体現する「火鉢かふぇ壽庵」。幸せな空間を確保するために、利用にいくつか注意点もあります。例えば…
・完全予約制。営業日についてはHPで確認を。
・炭火を使うため、利用は中学生以上に限定。
・1組3名まで、2時間制。それ以上の条件で利用したい場合は要相談。
など。場合によっては貸し切り等にも対応していただけるとのこと。電話で相談してみてくださいね。
時を忘れ、場所を忘れ、ひたすら美味しく・あたたかく癒される「火鉢かふぇ壽庵」。気になるあなたはぜひ行ってみて。基本はお昼の営業ですが、ごくまれに夜営業もしているとのこと…いつか夜カフェにも行ってみたーい!!
「火鉢かふぇ壽庵」(ひばちかふぇ じゅあん)
【住所】
岐阜県大垣市南若森町361-2
【営業時間】
11:30~16:30最終受付
【定休日】
不定休
【駐車場】
4台(乗り合わせ推奨)
【問合せ】
090-4854-8841(予約専用)
※完全予約制(電話予約)/1組3名まで/2時間制/入店は中学生以上限定