岐阜が舞台のあの映画が、ついに公開
地域映画がアツい昨今の岐阜ですが、2025年1月、岐阜が舞台の超話題作が公開されること、ご存じですか?その映画「怪獣ヤロウ!」は全編を関市で撮影した、関市が舞台の怪獣エンターテインメント。一昨年のエキストラ撮影でも岐阜で大きな話題になっていたので、楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。そんな岐阜の人にとっても特別な作品が、いよいよスクリーンに登場。1月24日(金)、岐阜で先行公開されます(※全国公開は1月31日(金)~)!
監督の八木順一朗さんは関市出身で生粋の怪獣好き&特撮マニアとあって、その時点で期待値はもう爆上がり⤴⤴
「とにかく関市を全出しした映画になっています!岐阜の人はもちろん全国の皆さんに楽しんでもらえるよう、完全にエンタメに振り切った作品を目指しました」
と、八木監督。面白ければそれが映画を観る理由になり、その“面白い”の輪は必ず広がる――エンタメこそが起爆剤というのが監督の信条。事実この作品、最初から最後まで息つく間もないくらい、笑える要素が満載です。主演がチャンネル登録者数179万人超えのYouTuber・お笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃさんというのも、かな~り異色なのですが、彼が演じる“怪獣オタクの関市役所職員・山田一郎”がとっても魅力的。“さえない、面白い、愛らしい”が絶妙にミックスした彼のキャラクターがなんとも愛おしく、見ているうちにだんだんと応援せずにはいられない気持ちがわいています。
またこの映画、豪華俳優陣の中でも清水ミチコさん(関市長役)や平山浩行さん(刀鍛冶役)など、岐阜県出身者が出演しているのも嬉しいところ。ちょっと怖いけど刀鍛冶姿がめちゃくちゃカッコイイ平山さん、憎まれ役なのに登場する度につい笑っちゃう清水さん、お2人とも必見です◎
サプライズ有!岐阜での試写会も大盛況
全国ロードショーに先駆けて昨年11月16日に関市のシネックス マーゴで行われた試写会は、定員300人のところなんと約1,000人もの応募が殺到。映画が終わった瞬間、会場には八木監督とぐんぴぃさんが現れて大いに盛り上がりました。さらに「春とヒコーキ」相方の土岡哲朗さんもサプライズで登場。ちなみに土岡さん、一瞬だけ映る1シーンのためだけに岐阜に来てくださったそうなので、ぜひ劇中でも見逃さないように探してみてください。
改めて八木監督に映画の見どころを伺ってみると、
「関だからこそ、そして関でしか撮れない映画を作りました。関には素晴らしい文化があるのに、まだまだ知られていないところがたくさんあります。それを今までにない形でPRできていると嬉しいですね」
とのこと。そう、この映画の欠かせないスパイスになっているのは随所にまぶされた「そうそう~」、「あるある~」な、ユーモアあふれるご当地感。意表を突く形で関市お馴染みのアレコレが登場しているのも、岐阜県民としては激アツポイントです。そこには愛あるイジりがあったり、思わず吹き出しちゃうようなシーンもあったり…。特に面白かったのは、映画の協賛企業さんのぶっ飛んだ登場の仕方。ネタバレになるので言えませんが、爆笑&興奮必至の、前代未聞のシーンになっています!また、監督が根っからの特撮好きとあって、往年の特撮ファンの心を掴むポイントもあちこちに。ニヤニヤしちゃうシーン満載ですよ。
「しがらみが充満した世の中もがんじがらめの社会も、怪獣が全部ぶっ壊してくれるのが特撮映画の良いところ。観て笑って、スッキリしていってください」
「怪獣ヤロウ!」はまさにそんな監督の言葉通りの、唯一無二のご当地エンターテインメント。笑いに葛藤、感動…たたみかけるいろんな感情に笑って泣いて、観た後はとことん爽快!今年まだ映画館に行っていないという方は、2025年の初映画としてもオススメです。
さらに嬉しいお知らせが。
1月24日(金)の公開日、岐阜の各地の映画館で公開記念挨拶の開催が決定しました!
八木監督とぐんぴぃさんの楽しい掛け合いも映画に負けないくらい必見。たくさんの映画館で上映&舞台挨拶があるので、タイミングの良い時間と劇場にぜひ訪れてみてください。映画の裏話も聞けるかもしれませんよ。
さあ、間もなく日本全国で巻き起こるであろう関市旋風。皆さんも映画館に足を運んで、その熱気と笑いを目の当たりにしてください。
怪獣ヤロウ!
関市役所の観光課に務める山田一郎は、ある日市長から“ご当地映画”の製作を命じられる。しかしどこにでもある“凡庸なご当地映画”に疑念を持った山田は、かねてからの夢「怪獣映画」の製作を思いつく。その想いは市政を巻き込んだ大事件へと発展していき…!?