飛騨市長と行く 飛騨市ファンクラブバスツアー第6弾レポート

6月24日(土)、「飛騨市ファンクラブバスツアー」が開催されました。飛騨市様とのスペシャルコラボ企画であり、ぷらざ読者の皆さんが、毎回とっても楽しみにしてくださっている本ツアーも、はや第6弾(7回目)。今回は元祖・飛騨古川コースですが、プラン内容が大幅リニューアル!スペシャルおもてなしプランをご用意くださいました。バス内ではプレゼント付!クイズ大会にてしっかりお勉強しつつ、準備万端で飛騨市に乗り込みましたよ~。

名物企画!飛騨市長ナビゲートで古川散策

市役所では、飛騨市長さんをはじめ飛騨市の皆さんが盛大にお出迎え。バスから降りて、早速散策に繰り出しました。

飛騨市長の都竹さんがお出迎え

飛騨市長の都竹さんがお出迎え

ナビゲーターはお馴染み、飛騨市長 都竹淳也さん。ぷらざスタッフはこのツアー、皆勤賞で参加させていただいていますが、毎回お話のアプローチが違って、めちゃくちゃ面白いんですよね。

今回も城下町としての飛騨古川の発展とか、独特の町人文化のお話とか、「ほおほお」と頷きながら聞き入りました。

さて、まず歩いて向かったのは恒例でお邪魔している「飛騨古川まつり会館」。ぷらざでも度々ご紹介している通り、都竹市長は古川祭を愛してやまない、生粋の祭り男!!この会館にはそんな市長のこだわりが随所に詰まっているんです。4Kシアターで祭りに没入した後は、館内にあるからくりや屋台を、市長の解説付きでじっくり見て回りました。

飛騨古川まつり会館

飛騨古川まつり会館

豪華絢爛な屋台は、富山県の井波彫刻や、犬山のからくり等、各地の技術の粋が集められたもの。

飛騨古川まつり会館

それぞれの屋台に各組のこだわりや誉れが凝縮しています。

こちらの展示は、古川祭の風習である献酒の文化を表したもの。

飛騨古川まつり会館

酒どころである古川には、蒲酒造場と、渡辺酒造店という2つの酒蔵があるのですが、献上されたお酒の飲み切れなかった分は、飲食店さんが買い取ってお店で提供する仕組みになっているのだとか。こうやって飛騨の経済は循環しているそうですよ。酒どころならではの仕組みですね~。

まつり会館を後にして、町歩きへ出発。ツアーギリギリまでお天気が心配だったのですが、当日は晴模様な上、夏のような暑さ。涼し気な瀬戸川の風景にも癒されました。

飛騨古川町並み散策
飛騨古川町並み散策

でっかい鯉にもみんなびっくり!マグロみたいっておっしゃってましたよ…う~ん確かに(笑)。

飛騨匠の技として注目したいのが「雲」と呼ばれる軒下の飾り。

飛騨古川町並み散策

造り手によってデザインも様々なので、一つ一つ見て回るのも楽しいですね。

美しい飛騨古川の町並みですが、実は京都等のように景観条例による規制は特に行っていないそう。ここに来ると住む人のごく自然な意識で生まれた統一感と、そこに根付く生活感も飛騨の魅力なんだなあと感じます。

超豪華!飛騨牛弁当に舌鼓

さて、昼ごはんはお寺の本堂、瀬戸川に隣接するお寺「円光寺」にて。

円光寺

今回はこの飛騨市ファンクラブバスツアー初となる飛騨牛がメイン、「山勇牛一貫」さん特製の飛騨牛弁当をいただきます。お寺で飛騨牛…なんて、ちょっと背徳感を感じちゃいますが、こちらは肉食妻帯をされた親鸞聖人の開いた浄土真宗のお寺ということなので、気兼ねなくおいしいお肉を堪能しましょう。 蓋をあけると、白メシの上にはこれでもかという量のサーロイン♡

「山勇牛一貫」さん特製の飛騨牛弁当

会場では、この飛騨牛を生産する山勇牛一貫の社長さんが、そのこだわりとアツい思いを語ってくださいました。

飛騨牛を生産する山勇牛一貫の社長さん

牛を育てるところからお料理として提供するところまで、とことん“一貫”にこだわるお肉は頬張ると、口の中いっぱいに旨味が広がりそのままとけていく衝撃の旨さ!あまりのおいしさに、会場もどよめいていましたよ!

新企画!選べる体験コース4種

飛騨牛をたっぷり堪能した後は、またまた新プラン。そう、今回は皆さんに事前に伺った希望をもとにチームに分かれて体験コースに挑戦する趣向です。

ラインナップはコチラ

のんべえコース…蒲酒造場の酒蔵見学と飲み比べwithおつまみ

〇事務局オススメスイーツコース…甘い物は別腹♡まちなかでスイーツ食べ歩き

〇飛騨の匠と広葉樹コース…飛騨の匠の技術にふれつつコースター作り

〇どっぷりドクダミコース…ドクダミで始まりドクダミで終わる新感覚コース

どれも迷っちゃう魅力的な内容ですが、ぷらざスタッフは見事(?)どっぷりドクダミコースに当選!!ネーミングからしてインパクト強すぎです!!!(笑)

でも実は、飛騨市は知る人ぞ知る薬草大国。ドクダミだけでなく様々な薬草の体験プログラムを楽しんだり、購入したりすることができるんです。ぷらざスタッフも、飛騨で薬草に出会ってから、家に薬草茶を常備している一人。時々取り入れるようになってから、鉛のように重い身体で布団から這い出していた朝が、けっこう楽に起きられるようになった気がするんですよね~♪ …と、話がそれましたが、今回は“どっぷりドクダミ”ということで楽しさ半分、ドキドキ半分で薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」へ。まずはドクダミと様々な薬草をブレンドして、自分だけの薬草茶を作って飲む、ティーセレモニーを体験しました。

薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」
薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」

ブレンドする薬草によって、色も香りも十人十色。薬草茶って意外と飲みやすくて美味しいので、体調や気分によって色々な組み合わせで楽しめるのもいいですよね。

お次はドクダミ化粧水づくり。ホワイトリカーで作ったドクダミの原液に、精製水等をブレンドして作る、安心・安全な化粧水です。

薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」
薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」

可愛いボトルに詰めもらえて、旅の良いお土産になりました。

次はお部屋を移動して、ドクダミの原液搾りを見学。足を踏み入ると、生のドクダミの匂いが部屋の中一帯に(実はこの香り、ちょっと苦手…)。香り豊かで新鮮な葉っぱを機械で搾る様子を間近で見せていただきました!

薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」

なんか衝撃的な光景…!

お次はいよいよ試飲です(ひえ~汗)。

薬草体験施設「ひだ森のめぐみ」

おそるおそる口に運んでみると…思ったより飲めなくは…ない?ドクダミ原液って、意外にすっぱいんですね。

「ハチミツを入れるとりんごジュースみたいになるんですよ」

と言ってスタッフさんが、原液にハチミツをたらしてくれると――?確かに、独特の青臭さと酸味がすっきり爽やかに感じられるように。これなら毎日続けられる…カモシレマセン(笑)。お土産には自分のストック用にも薬草茶を購入しました(毎朝楽に起きるための、おまじない的ドリンクです)♪

どっぷりドクダミの後は、自由散策時間。ファンクラブ特典のお得なクーポン券を手にお買い物を楽しみました。町中を歩いていると、スイーツコースに参加していたメンバーの方とばったり。コース内で食べた日根野美術館のチーズケーキが絶品だと教えてくださったので、迷わず直行しました(観光協会の方が即座に電話予約してくれました。ありがとうございます)。

上品なマダムのお話を聞きながら、クラシカルなチーズケーキとコーヒーで至福のひととき♡

日根野美術館のチーズケーキ
写真撮る前に思わず一口食べちゃいました…!

なんでも50年前のレシピで、2時間じっくりと焼き上げて作るというこのチーズケーキは、ずっしり濃厚で贅沢な味わい。おまけにかなりのビッグサイズ! 飛騨牛をたらふく食べた後でしたが、甘い物って本当に別腹♡ぺろり間食でしたよ☆

楽しい時間はあっという間。のんべえコースも飛騨の匠コースも皆さん大満足だった模様で何よりです。両手に特産品もどっさり買い込み、お土産もたくさんいただいて帰路につきました。本当に楽しかったなぁ…!

今回もまた新しい飛騨の魅力を体感できて、改めて飛騨古川の懐の深さを実感すると共に飛騨市の皆さんの全力おもてなしに大感謝!読者の皆様とも素敵な時間を共有できて最高の一日でした。素晴らしい初夏の思い出を、ありがとうございました!

飛騨市ファンクラブバスツアー

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