2025年は巳年!新春初詣に行こう Part2(岐阜市)

岐阜市内の定番初詣スポットである加納天満宮をご紹介。お参りした神社の周辺散策と合わせてお正月ムードを満喫しましょう!
月刊ぷらざ1・2月号では神社で授かることができるお守りも多種掲載しています。ぜひチェックしてみてください。

加納天満宮界隈

加納天満宮

美濃国守護代・斎藤利永が沓井城(くついじょう/旧加納城)を築いた際、守り神としてお祀りしたのが加納天満宮。沓井城が廃城になってからも地元住民たちの篤い信仰を受け、徳川家康が新たに加納城を構築するにあたって現在の場所に遷座されました。学問の神様である菅原道真公が祀られていることから、遠方からも多くの受験生やその家族が願掛けに訪れます。

菅原道真公を祀る神社に安置されることの多い座牛。「道真公の棺を引いていた牛が座り込んで動かなくなった場所を墓所とした」という故事が由来です。
加納天満宮の本殿が造営された際に太宰府天満宮から寄贈された紅梅「鶯宿」。
お正月情報
  • 元旦祭…1月1日 8時~
  • 七草祭…1月7日 8時30分~
  • 左義長…1月15日 9時~
    正月の門松や古神札等を境内で焼き上げます。
縁起物
よりそい土鈴(巳)…1,000円
魔矢…2,000円
加納天満宮

【住所】
岐阜市加納天神町4-1
【駐車場】
約30台
【TEL】
058-271-0706
【HP】
https://www.kanotenmangu.com/

周辺散策スポット4選

加納城跡(加納公園)

関ケ原合戦後、徳川家康が大阪方への備えのために築城したのが加納城。家康の娘・亀姫の婿である奥平信昌が初代城主を務め、その後は大久保・戸田・安藤と主が移り変わっていきました。現在残るのは本丸の一部と土塁・石垣のみで、ほとんど加工されていない自然石が積み上げられた石垣は当時の姿を留めた貴重な遺構です。

加納城跡(加納公園)

【住所】
岐阜市加納丸之内
【開場時間】
8:30~17:00(5~9月は7:30~19:00)
【駐車場】
あり(8:30~17:00※時期によって異なる)

中山道加納宿本陣跡・皇女和宮御仮泊所跡

「遠ざかる 都としれば旅衣 一夜の宿も 立うかりけり」という和歌が刻まれている。

かつて中山道加納宿一番の偉観を誇った本陣・松波藤右衛門宅の跡地。幕末の頃には皇女和宮が松波宅に宿泊し、結婚のために江戸に向かう道中の不安を句にしたためたとされています。

中山道加納宿本陣跡・皇女和宮御仮泊所跡

【住所】
岐阜市加納本町3-8
【駐車場】
なし

中山道加納宿まちづくり交流センター

加納宿を中心とした中山道の歴史・文化の継承、そしてまちづくり活動の場として旧加納町役場の跡地にオープン。往時の加納城を再現したジオラマや中山道の宿場町に関するパネルの展示が行われています。中山道をたどる散策の折にはぜひ立ち寄ってみて。

中山道加納宿まちづくり交流センター

【住所】
岐阜市加納本町1-16-1
【開館時間】
9:00~17:00(トイレは7:00~)
【休館日】
月曜(トイレは利用可、祝日の場合は翌平日)、12/29~1/3
【駐車場】
5台
【TEL】
058-214-2341

清水緑地

岐阜駅周辺の再開発などに合わせ、清水川沿いの水辺緑地と天満公園を統合してできた公園。プロムナードの整備された園内はお散歩にももってこい。四季折々の変化を楽しめる、都市空間と自然空間が共存するエリアです。

清水緑地

【住所】
岐阜市加納清水町4丁目地内
【駐車場】
なし
【TEL】
058-214-2184(岐阜市公園整備課)

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