【5・6月号】ママ団体×地元企業がつくる“SDGsバッジ”

ママ団体が取り組むSDGs

岐阜で子育て支援と女性の活躍支援を行う「NPO法人こどもトリニティネット」。子育て中のママたちがメンバーとなって、これまでも様々な企業とのコラボ企画を手掛けてきました。
そんな団体が今力を入れているのが、「ママも子どもも取り組めるSDGs」。岐阜の企業とタッグを組み、お互いの強みを活かしながら製作した「SDGsバッジ」も、そんな活動の1つです。

「NPO法人こどもトリニティネット」と地元企業がコラボして製作した”SDGsバッジ”。
「NPO法人こどもトリニティネット」と地元企業がコラボして製作した”SDGsバッジ”。

Point① 素材に注目!

こどもトリニティネットのSDGsバッジの製作に携わっているのは、岐阜のものづくり企業「㈱PLADES(プレイズ)」
㈱PLADESと出会ったことが、このプロジェクト誕生のはじまりです。というのも、バッジの素材は実は廃プラスチック。「製造の現場で出たプラスチックを使い、それが社会課題を解決するためのモデル作りになれば!」と、廃プラスチックを使ったSDGsバッジを製作することが決まったのです。見た目は重厚感があるのですが、質量10gととても軽いのも特徴。

㈱PLADES代表取締役の水谷社長(写真右)と黒田社長(写真左)。

Point② おしゃれで繊細な加工技術

㈱PLADESは、めっき加工技術を持つ㈱美山理研工業と、超微細レーザー加工金型技術を誇る㈱黒田製作所 の2社が設立した合弁会社。樹脂に微細なレーザー加工を施すことで新たな価値を与えることができるとあって、バッジに施されたSDGsの17のアイコンの繊細さには目を見張るものがあります。
色もマットなゴールドやシルバーなど4色で展開。服装を選ばないおしゃれなデザインで、バッグなどに付けてもよく映えます!

「NPO法人こどもトリニティネット」と地元企業がコラボして製作した”SDGsバッジ”。

Point③ プロジェクトの目的がスゴイ!

SDGsバッジの売上金の使い道にも注目したいところ。

ママと企業のニーズをマッチングする「新キャリア創出プラットフォーム」の構築
子育てママが、ライフステージや社会情勢に左右されず、やりがいや生きがいを持ちながら働ける仕組みを生み出したい…。そこで、ママと企業の価値の交換ができる登録制・全国版のプラットフォームを作ります。その制作費・人件費の一部に充当する予定です。

プラスチック等のごみを灰にして資源化するごみ箱「アースキューブ」の設置
約24~72時間でごみを灰にして無害化すると同時に、ごみの量を通常の約200分の1にすることができる「アースキューブ」。この画期的なごみ箱を岐阜市内にレンタル設置することで、プラスチック製品でも安心してアースキューブで廃棄することが可能です。環境問題と向き合うこともでき、次世代を担う子どもたちの未来をよりいいものにすることができるのです。

プロジェクトのゴールにも、子育てママたちらしい想いが詰まっています。

SDGsバッジ

SDGsバッジは、どこで買えるの?
岐阜市内の雑貨店「Loops」「SUNSHOW.BASE」の他、オンラインにて購入が可能。
https://larigo.stores.jp/

▶現在、クラウドファンディングで支援も募っています!
3,500円以上の支援でこちらのSDGsバッジが届きます。
詳しくは「キャンプファイヤー」内のサイトをご覧下さい。
https://camp-fire.jp/projects/view/364656

支援終了は5月25日23:59まで。
期日が近づいているため、ご興味のある方はお急ぎくださいね!

社会課題を解決できるSDGsバッジを手に入れ、
自分なりのSDGsと向き合ってみませんか?

NPO法人こどもトリニティネットの他の活動にも要注目!

NPO法人こどもトリニティネットの理事長・桐部遥奈さん(写真右から2人目)とメンバーの方々。【岐阜市の柴橋市長と】
NPO法人こどもトリニティネットの理事長・桐部遥奈さん(写真右から2人目)とメンバーの方々。【岐阜市の柴橋市長と】

「子育て世代と社会のかけ橋に。あらゆるパートナーシップを通じて社会にイノベーションを起こし、岐阜から日本を元気にします」

様々な活動や想いなどをブログで更新中です。今後の活躍にもご注目下さい。
https://kodomotrinitynet.amebaownd.com/

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