日本生まれの不動の愛されパン「あんぱん」が、今再びアツいらしい?そんなウワサを聞きつけて「ぷらざパン部」が緊急始動!!岐阜の気になるあんぱんを実食しつつ、甘党トークを繰り広げます。

川島:パン屋でバイトしてみたいパンフリーク&こしあん好き。推しはおくらちゃん。(右)
楠原:大量のあんぱんを前に密かにご満悦な甘党要員。推しはメロンパンナちゃん。(左)
5店6種、話題のパンを食べ比べ
阪田:久々のグルメ座談会ということで、今回は岐阜で評判のあんぱんを一堂に集めてみました。早速、実食とまいりましょう!
川島:まず昭和22年創業の老舗「サカエパン」さんは外せないよね。「あんぱんちゃん」には私、学生時代からしょっちゅうお世話になっていたなあ。
楠原:わ、持ってみるとずっしり重いですね。あんこの量がすごい!
阪田:でしょでしょ。サカエパンさんでは一度こねた生地を寝かせてまたこねる…と、3段階の手間をかけてパンを作って、ここに「あんこ庵」さん特製のつぶあんを入れているんだって。
川島:なるほど~。だからしっとり生地とあんこの一体感が絶妙なんだね。私昔からこのなめらかな口当たりのつぶあん、大ファンなの。
阪田:私はよくハイキングに持って行くんだけど、ちょっとしんなりしても、またおいしんだよね。このあんぱんは、思い出込みで好きな方が多いんじゃないかな。

✓ずっしりつぶあん ✓ほんのり甘い菓子パン生地 ✓黒ごまもふんだんに


楠原:「きらきら工房」さんの「あんぱん」もいただいてみます。こちらは岐阜県産「ハツシモ」の米粉を使用しているということで、生地のしっとりもっちり感が楽しめますね。
川島:噛むと甘みが増してきて…つぶ感の残るあんこが、パンの味わいを引き立ててくれるねぇ。これはクセになる♪
阪田:私はここの「お米のぱん」目当てにおんさい広場(鷺山店)に行くくらい大好き。スタッフさんは全員女性とあって、どのパンも家庭的な感じが、めちゃくちゃおいしいんだよね。
楠原:生地もあんこもそれぞれ味わいたくなりますね。米粉を使ったパンなのに重過ぎず、食感が軽めなのも私好みです。
阪田:リベイクすると「カリッ&モチ」食感になってオススメだそうなので、試してみてね。

✓米粉配合もちふわ生地 ✓バランス感◎のつぶあん ✓リベイクもオススメ

川島:さて、ではお次は変化球、老舗和菓子店「兎月園」さんの「あんぱんのお饅頭」いってみましょうか。
楠原:あんこにギュッと上品な甘さが凝縮されていて、これはお抹茶がほしくなりますね。
阪田:見た目はあんぱんなのに、食べてみると皮もあんこも“まんじゅう”だ!面白いね~。
川島:まさにその名の通りで皮には強力粉や酵母は一切使わず、材料は小麦粉や砂糖等和菓子に使うものばかり。特に餡は昔ながらの製法で3日間じっくり炊き上げているから、甘さがしっかりしつつも後味がすっきりしているんだって。

✓和菓子屋のこだわりつぶあん ✓おまんじゅうの皮
楠原:「栗あんぱんのお饅頭」も、栗がゴロっと入ってますね!
川島:栗型のフォルムも可愛いし、栗の贅沢な存在感も栗好きにはたまらないよね。

✓和菓子屋のこだわりつぶあん ✓おまんじゅうの皮 ✓ごろっと栗の実
阪田:さあ残すところあと2つ。ここで満を持して岐阜あんぱん界の絶対クイーンにご登場いただきましょう!
川島:おお~、憧れの「岐阜グランドホテル」さん「特製あんぱん」だね!
楠原:1個1個素敵なパッケージに入っていて、テンション上がります。立体的なフォルムのパンに、あんこがパンパンですね!
阪田:このあんぱんの発祥には「ホテルのベーカリーで焼いてるブリオッシュの生地の残りをあんぱんにした」とか「お客さまの要望であんこたっぷりのあんぱんを作った」とか…様々な口伝があるそうで。歴史を感じるよねぇ。
川島:では早速…わぁ~、これはすごいリッチ感。バターの香りが鼻に抜けて、これが歯切れのよいあんこと相まって…♡品の良さと大胆なあんこの両立が、さすがホテルクオリティだね。
阪田:卵は卵黄のみ使用しているから、味わい贅沢&生地の色も濃く仕上がっているんだって。聞くところによるとこのあんぱん、生クリームをつけて食べても超絶美味なんだとか。究極の背徳スイーツだよね。

✓ぎっしりつぶあん ✓ふかふかブリオッシュ生地 ✓卵黄とバターのリッチ感
川島:クリームといえば、ラスト1個「パン工房 むげ川」さんの「むげ川あんパン」は、中にた~っぷりのホイップクリームとあんこを挟んだインパクト大の人気商品。以前テレビで見てずっと気になってたの。
阪田:お、このホイップクリームは甘さ控えめでエアリーだね。ふわっと軽いからつぶあんの食感がアクセントになっていいなあ。
川島:夏は冷やしてスイーツ感覚で食べるのもオススメなんだって。焼き印も映えてるし、おもたせにもいいよね。
楠原:凍らせたらアイスクリームみたいな食感になるのかな?パンを冷やして食べる発想がなかったので、ぜひ試してみたいです。

✓焼き印がトレードマーク ✓たっぷりホイップクリーム ✓つぶあんのアクセント

川島:それにしても今回は、パン屋さん、ホテル、産直市場に和菓子店、道の駅…と、あらゆる場所に名物あんぱんがあったのも面白かったね。
楠原:昔懐かしい商品から進化系まで、魅力も多様化していました。
阪田:改めて、あんぱんのパンのジャンルを超えた国民食っぷりを感じられたよね。この春は、朝ドラ見ながら朝食にあんぱん食べ比べ…なんて過ごし方もいいなあ。
今回ご紹介したお店

所/岐阜市加納栄町通1-9
時/6:50~19:00
休/不定 P/6台
TEL/058-271-0290

所/岐阜市下土居212-2
時/9:30~17:00(日祝は9:00~)
休/水曜 P/162台
TEL/058-296-6033
Instagram/@onsaihiroba_sagiyama

所/羽島市竹鼻町2631-1
時/8:00~18:30
休/火曜 P/有
TEL/058-391-2562
Instagram/@togetu391

所/岐阜市長良648
時/11:30~売り切れ次第終了
※イートイン有(60席)
休/無休 P/200台
TEL/058-233-1146(ラウンジきらら直通)
Instagram/@gifugrandhotel

所/関市武芸川町跡部1810
時/9:00~16:00
休/木曜 P/48台
TEL/0575-46-2696
Instagram/@michinoeki_mugegawa

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