【1・2月号】健康&美容を強力サポート!万能酒粕

日本酒を作るとき、酒を搾った後に残るのが「酒粕」。 スーパーや酒屋でお安く手に入りますが、甘酒を作って、あとは余らせているという方も多いのでは? 実はこの酒粕、使わなきゃもったいないくらい、効果がスゴイんです!

驚きの効果とは

*身体に良い成分がたっぷりのスーパーフード
白米と比較しても、ビタミンB2はなんと26倍!必須アミノ酸や植物性たんぱく質、食物繊維に葉酸も豊富。
*悪玉コレステロールを下げる&便秘解消
消化されにくい「レジスタントプロテイン」という成分が油をキャッチして体外へ排出。この働きで悪玉コレステロールが下がるだけでなく、腸内環境も整えます。
*女性に嬉しい美肌&美白作用
保湿に欠かせないアミノ酸20種やグリセロールに加え、シミの原因・メラニンの生成を抑えるビタミンEと遊離リノール酸が美白へ導きます。


この他にも、血圧降下作用に肝臓強化、冷えの防止など多彩な働きが♪暮らしにぜひ取り入れたいですよね。

毎日使うなら酒粕ペーストがおすすめ

酒粕は溶けにくいため、気軽に使い辛いのが難点。その問題をクリアするのが「酒粕ペースト」です。


準備するものは、酒粕100gと水100mlのみ。あとは次の3ステップで簡単に作れます。
・酒粕を細かくちぎって耐熱容器に水と一緒に入れ、30分おいて柔らかくする。
・ラップをかけずに電子レンジで2分30秒(600W)加熱。
・取り出して酒粕が完全に崩れるまで混ぜる。クリーミーに仕上げたいときは、フードプロセッサーまたはブレンダーで攪拌する。
※アルコールが残っているので冷蔵庫で2週間の保存が可能(ただし、運転前やお子さんが食べる時は再加熱でアルコールを飛ばすこと)。

酒粕ペースト

酒粕ペーストの活用法をご紹介!

甘酒作りはもちろん、普段の料理も格段においしく変身させる酒粕。ぜひお試しあれ☆


甘酒…酒粕ペースト1カップと水1カップ、砂糖大さじ2を鍋で熱してしょうが汁を好みで絞る。
いつものメニューにチョイ足し…キムチや味噌汁、ヨーグルト、うどんの汁に酒粕ペースト大さじ1を加える。
魚の塩粕漬け焼き…保存袋に酒粕ペースト大さじ4と塩小さじ1/2を入れて好みの魚を漬け、1時間~1日おいたら、酒粕をぬぐってホイルで包み、グリルで6分焼く。上を開いてさらに2分加熱。

魚の塩酒粕漬け焼き

本誌には、ここには載せきれない情報・活用法が盛りだくさん!気になる方はぷらざ1・2月合併号特集をチェックしてみてください。

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