【3・4月号】 シン岐阜県庁、必修ポイント2選

3月1日設置完了の「月刊ぷらざ3・4月号」の巻頭特集は「シン・岐阜県庁」。今年1月、岐阜市薮田に開庁した新しい県庁について、つぶさに&楽しく紹介しています。

↑特集誌面はコチラからご覧いただけます。

「開かれた県政・開かれた県庁」を地で行くこちらの県庁舎、一般の見学がウェルカムで、行政棟1~3Fと20F、議会棟の1~3Fに自由に出入りできるエリアがあるというのも面白いところ。全容はぷらざ誌面に掲載していますので、このWeb記事では見学に行った際に外せない「20Fの清流ロビー」「2Fの職員食堂」について深堀りしてみます。こちらを読めば、見学時の楽しさが倍増するはず♪ ラストにちょっとした小ネタ集もつけておきますので、ぜひご覧ください。

20F「清流ロビー」ってこんなところ

開庁時(土日祝を除く7:30~17:00)であれば自由に出入りできる行政棟20F「清流ロビー」は、今後、岐阜を代表する観光名所ともなっていきそうな絶景スポット。フロアを取り囲むようにぐるり360°通路が整備されており、東西南北全方向を眺めることができます。

岐阜県庁行政棟20F「清流ロビー」

とにかく広くてイイ眺め!来る人みんなが、エレベーターから降りた瞬間に「お~!」と小さな歓声を上げているのが印象的でした。また、来たからには100m×30mの長~い通路を踏破してほしいところ。下写真のように方向によって見える景色が全く違っているのも面白いですよ♪

岐阜県庁行政棟20F「清流ロビー」
北側の眺め。大きな建物や道路、車たちがまるでジオラマのよう。金華山ドライブウェイを真横から見るという珍しい体験もできます。
岐阜県庁行政棟20F「清流ロビー」
東側の眺め。天気が良い時は名古屋のツインタワーも見えるとか。岐阜市街のシティタワー43とできたてほやほやの柳ケ瀬グラッスル35、岐阜市役所が背の順で並ぶ様も要チェック。
岐阜県庁行政棟20F「清流ロビー」
南側の眺め。壁側に旧岐阜県庁から移築してきた大理石の巨大モザイク壁画「春・夏・秋・冬(矢橋六郎氏・作)」も展示。分割して移動させるのが大変だったそうです。
岐阜県庁行政棟20F「清流ロビー」
西側の眺め。雄大な長良川の流れの向こうに瑞穂市や大垣市が見えます。眼下に旧県庁の屋根が見える貴重体験は今だけ(※旧県庁はやがて取り壊される予定)。

またこの「清流ロビー」、柱は県産の木材、壁紙は美濃和紙、置いてあるラグジュアリーな家具も県産品で…と、およそ空間すべてが“岐阜のいいもの”で構成されているのも大きな特徴。飲食OK、なんならエレベーター近くに自販機もあるので、ソファに腰かけてゆったりティータイムとしゃれこみたいものです。

岐阜県庁行政棟20F「清流ロビー」
友達や恋人とゆるゆるとお喋りするのも楽しそう。絶景を前に会話も弾むかも💛
岐阜県庁行政棟20F「清流ロビー」
自販機があると「あ、ほんとに飲食OKなんだ~」とちょっと安心しますね(笑)
岐阜県庁行政棟20F「清流ロビー」
新しい県庁舎で使われている素材の解説コーナーや、縮小模型の展示もありました。

さらには県内の木材に触れられるキッズスペースや、おむつ台やジュニアシート付のトイレも完備。ちびっこと遠足気分で訪れるのもオススメです。生粋の岐阜好きっ子が育ちそうですよね♪

岐阜県庁行政棟20F「清流ロビー」

2F「職員食堂」ってこんなところ

さてさて、清流ロビーを堪能した後は、ぜひ行政棟2Fの職員食堂へ。11:30~13:45LOという時間限定オープンかつ混雑していることも多いので、開店より少し早め、もしくは13時過ぎの遅め来店がオススメです。

岐阜県庁行政棟2Fの職員食堂
岐阜県庁行政棟2Fの職員食堂

また混雑時にはちょっとした利用のコツがあり…

  • ①まずはメニューを選んで食券を購入(開店の少し前から購入可)。各種クレジット&キャッシュレス決済OKです。
  • ②一度外に出て、入場用の列に並びます。
  • ③11:30の開店に合わせて入場。定食を注文の方は右側の壁に沿って並び、麺類注文の方は一旦左に離脱。別の注文ラインに並びましょう。

といった感じ。定食を注文した場合は小鉢が2つ選べるので(麺の定食の場合はごはん+小鉢1つに変更可)、積み上がったお盆から好きな小鉢を2つとりましょう。

岐阜県庁行政棟2Fの職員食堂
時にはこんなに混雑していることも!13時以降であればだいぶ空いてきますが、その分売り切れメニューが出てくる可能性が。
岐阜県庁行政棟2Fの職員食堂
岐阜県庁行政棟2Fの職員食堂

1席ごとに感染症予防のついたてがあったり、お味噌汁やお茶・水がセルフサービスだったりと、慣れるまで少しドキドキします…。が、こちらのお値段はなんと490円!490円でメイン+ごはん+お味噌汁+選べる小鉢2種という充実セットが食べられるというのは嬉しいですね♪ 日替わりで、毎日4種類の定食が提供されています。

岐阜県庁行政棟2Fの職員食堂
岐阜県庁行政棟2Fの職員食堂
岐阜県庁行政棟2Fの職員食堂

食べ終わったら北側の食器返却口へ。案内に沿って食器を返却し、その他のお皿はお水で軽く流して洗い場へ投入します。ただしこの情報は3月1日現在のもの。変更の可能性もあるので、現地での案内にもご留意ください。

また運が良ければ食堂前で何らかのイベントや販売会が行われていることもあります。見かけた場合はぜひお立ち寄りください。と、これで県庁の絶景→満腹幸せコースコンプリート☆

第1・2・4金曜日に企画されている県産品の販売会の様子。
3月24日まで開催が予定されています。

まとめ・新県庁に行ってみよう!

今回の記事では「清流ロビー」と「職員食堂」を紹介してみましたが、新県庁はこの他にも見所がいっぱい!見学の際には、下の項目・小ネタたちにも注目してみてくださいね♪

  • 建物前の公園「ぎふ結のもり」には、災害対策用の井戸、マンホールトイレ、かまどベンチなどの設備がアリ。散策がてら探してみて。春には植樹された薄墨桜や中将姫誓願桜が咲いているかも?
  • 行政棟1Fの「GALLERY GIFU」には、世界に誇る岐阜県の遺産、自然、文化、歴史、匠の技が大集合。「岐阜ってスゴイ!」が体感できます。地場産品が美しい~💛
  • 行政棟1Fホワイエの巨大左官作品「岐阜に舞う」が圧巻!案内看板ごと、じっくり堪能してほしいところ。
  • 行政棟3Fの郵便局では、記念切手を販売中。郵便物にオリジナル風景印を押してもらうこともできるそう。

「行ってみたいけど特に行く用事がないのよね~」なんて方は“県庁を見に行く”ことを目的に、遠足気分でお出かけしてみてはいかがでしょう? その際はぜひ、コンビニ等各所に設置済みのぷらざ3・4月号をガイドとしてお持ちください!

新岐阜県庁

【住所】岐阜市薮田南2-1-1(旧庁舎と同じ)
【開庁時間】土日祝を除く7:30~17:00
【駐車場】有
【問合わせ】TEL.058-272-1111

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