飛騨市長と行く飛騨市ファンクラブバスツアーin飛騨神岡レポート

毎回大好評の飛騨市様の超おもてなし企画・日タク観光さんで行く飛騨市ファンクラブバスツアー。11月12日(土)、本年2度目となる第6回のツアーが開催されました。今回は本企画初となる飛騨市の神岡町だけに特化した内容。アクティブなコンテンツやアトラクションが盛りだくさんということで、多くのお子さんもご参加くださいました!

岐阜県の最北端、山あいに位置する神岡町は、城下町として、さらに東洋一の鉱山の町として栄えた町。さらに現在はスーパーカミオカンデを擁する宇宙物理学の町として世界から注目を集めるスゴイ場所なんです。

そんな知る人ぞ知るオモシロイ町・神岡町。訪れる前のウォーミングアップということで、行きのバス内では飛騨市さんプレゼンツ「飛騨市王 飛騨市ファンクラブバスツアー杯~神岡編~」で盛り上がりました。なかなかの難問揃いの二択クイズでしたが、皆さん飛騨市について予習もバッチリ☆クイズの成績優秀者の皆さんには、当社からもカードゲームオリジナルラベル酒をプレゼントさせていただきました。

飛騨市王 飛騨市ファンクラブバスツアー杯~神岡編~
飛騨市王 飛騨市ファンクラブバスツアー杯~神岡編~

カミオカラボでニュートリノを学ぶ!

最初の目的地は道の駅・宙(スカイ)ドーム・神岡。ここで飛騨市長・都竹淳也さんと飛騨市ファンクラブ事務局のメンバーが盛大にお出迎え。ファンクラブの会員証と、会員特典のお買い物クーポンをいただきました。

道の駅・宙(スカイ)ドーム

その後、同敷地内にある「ひだ宇宙科学館 カミオカラボ」へ。ここは宇宙物理学の研究を紹介する施設なのですが、これが本当に楽しい!世界最大の地下ニュートリノ観測装置・スーパーカミオカンデの施設概要や研究内容を、映像やゲームを通して分かりやすく学べるんです。

臨場感と没入感がすごい!巨大円筒スクリーン「ワンダーシップ」。

SNS映え必至の、光センサーの模型。

様々なゲームを通してニュートリノの性質を体感することができるので、皆さんもかな~り白熱!

スタッフさんの軽妙なお話も相まって、難しいニュートリノの世界が身近な存在になりました。

風雅な庭園を眺めて蒸し寿司ランチ

道の駅でお買い物の後(先程のクーポンでものすごくお値打ちになりました♡)、そのまま徒歩で近くの「史跡 江馬氏館跡公園」へ。こちらは室町~戦国時代にかけて北飛騨を治めていたとされる豪族・江馬氏の居館跡で、国史跡と国名勝の指定を受けています。今回は、そんな貴重な場所で特別にお昼ごはん。飛騨市ではこんな風に、文化遺産の積極活用にも取り組んでいるそう。こうした体験もプライスレスですよね。

飛騨市ファンクラブバスツアー

メニューは、神岡町にある「花の家」さんの蒸し寿司。蒸し寿司は海から遠く新鮮な海の幸が手に入りづらかった地域ならではのものだそうですが、今では提供するお店も数少なくなっている郷土の味です。

神岡町にある「花の家」さんの蒸し寿司

飛騨春慶の器に盛られたお寿司は、素朴ながら雅な雰囲気のご馳走。酢飯の上にはでんぶやレンコン、お揚げ等が敷き詰められ、さらにその上にはひし形に切られた玉子焼きが飾られています。これを熱々に蒸し上げたお寿司は甘辛めの味付けで、箸がどんどん進む美味しさ。この日は快晴の小春日和で、縁側からお庭を眺めて食べるごはんも格別でした。学芸員さんや市長さんの江馬氏に関するお話も興味深く、かつて花開いた中世の文化に思いを馳せる時間となりました。

お楽しみアトラクションガッタンゴー

お昼ごはんの後は、今回の花形コンテンツ「レールマウンテンバイク Gattan Go!!」へ。こちらは神岡鉄道の廃線後のレールの上を専用マウンテンバイクで走る、新感覚のアトラクションです。本ツアーでは大人から子どもまでみんなが楽しめる「まちなかコース」にチャレンジ。様々なタイプの車両が用意されていて、小さな子やペダルを漕ぐのに自信がない方も乗車できるようになっています。

レールマウンテンバイク Gattan Go!!

電動ペダルを漕ぎ始めると、ガッタンゴットンとレールの音と振動が伝わってきて、ワクワク感も急上昇。遠近の紅葉を横目に民家の真横を通り、旧駅のホームを過ぎ、真っ暗なトンネルに突入して――。山に抱かれた神岡の景色や生活感も…移り変わる情景が次々に目に飛び込んできます。トンネルをくぐる際は特にスリル満点でした!

折り返し地点では、思い思いにくつろぎ&撮影タイム♪

線路の上を歩けるのが楽しくて、思わずハイテンションに (笑)。

レールマウンテンバイクもまた遺産の積極活用の形。近代遺産をこんな風に楽しめるなんて、最高!皆さん大満足でした。

旅の〆は、昭和レトロな街並み散策

ガッタンゴーの後は再び移動してガイドさんの案内で神岡町の町歩きに。古くから鉛や亜鉛を生産する鉱山街として、さらにはそこで労働する人々が通う花街として栄えた神岡。鉱山の盛衰と深く結びついたこの町は、鉱山最盛期であった昭和30年代頃の町並みを色濃くとどめているのです。

そんなガチ昭和レトロな神岡は、案内人の方々に解説していただくと、さらにディープな魅力が満載。以下、個人的な推しポイントをダイジェストでお届けします。

まずはこちら、実にさりげなくめちゃくちゃカッコイイ、磯崎新設計の神岡振興事務所

磯崎新設計の神岡振興事務所

近未来的な建物の中には、今は使われていない大理石造りの議会室や、曲線美が優雅なモンローチェアがありました。

旧小学校の重厚感のある門扉とのギャップも面白いです。

旧小学校の重厚感のある門扉とのギャップも面白い

神岡の町並みのシンボルの一つとなっているのが、神岡城と高原川沿いのアクロバティック建築

神岡城と高原川沿いのアクロバティック建築

細長い柱に支えられた家が川にせり出しています。渓谷を眺めつつ紅葉の美しい渓谷・藤波八丁遊歩道を通って…

朝浦八幡宮へ。こちらでは特別に境内で手を叩いて残響音を楽しむ、珍しい「鳴き龍」の体験をさせていただきました。

朝浦八幡宮

坂の多い場所に町がつくられた神岡は、それぞれの建物も町並みもラビリンス感があって、見ていて飽きることがありません。

個人的にお気に入りは神坂からの風景。

神坂からの風景

坂道にひしめく建物と、西日が当たって輝く山の紅葉が本当に美しくて感動しました。映画やドラマのヒロインがこの坂を駆け下りたりするシーンとか撮影したら、素敵だろうなあ♡

今回も、飛騨市様の超おもてなしが溢れた飛騨市ファンクラブバスツアー。神岡の多彩な魅力をフルコースで堪能することができました。帰りにはどっさりのお土産を、帰りのバスでも豪華プレゼントをいただき、本当に大満足。よく遊び、よく食べ、よく学び――アクティブに神岡を楽しんで、飛騨市をもっと好きになれたのではないでしょうか。

幅広い年代の読者の皆様と過ごすことができて、私たちも貴重で楽しい一日となりました。ご参加の皆様、飛騨市長様、飛騨市の皆様、今回もありがとうございました。

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