【ぷらざ9・10月号】岐阜バンジー体験レポ

ぷらざ9・10月合併号の旅の目的地は岐阜県八百津町!
有名な「杉原千畝記念館」以外にも、全国でも珍しい非加熱はちみつのみを扱う「おおだいら養蜂」や、栗きんとんモンブランが人気の期間限定カフェ「栗カフェ ふじのや」など、魅力的なスポットを紹介しています。

この記事ではその中でも「岐阜バンジー」をピックアップ。実際にぷらざスタッフが飛んできたので、バンジーまでの流れを体験レポートしていきます!

岐阜バンジーとは

日本一の高さ約215mを誇るブリッジバンジージャンプ「岐阜バンジー」
岐阜バンジー提供

日本一の高さ約215mを誇るブリッジバンジージャンプ「岐阜バンジー」。現在2位の茨城県・竜神バンジーを100m以上も上回る圧巻のバンジージャンプです。その人気は全国各地からもバンジーファンが集まるほどで、取材当日は駐車場に県外ナンバーの車も停まっていました。
この驚異的な高さは、岐阜バンジーのジャンプ台がある「新旅足橋」が日本屈指の橋脚の高さを誇る橋であること、そして急峻なV字谷に架かっているからこそ実現したもの。谷底との距離がぐっと遠くなることで約215mものジャンプが可能になっているのです。

日本一の高さ約215mを誇るブリッジバンジージャンプ「岐阜バンジー」

STEP1 受付

日本一の高さ約215mを誇るブリッジバンジージャンプ「岐阜バンジー」

受付は岐阜バンジー指定の駐車場から歩いて約8分のところにあります。少し離れているので、時間に余裕をもって現地到着するのがおすすめです。
受付である赤い車の中では、体重測定や誓約書への記入、料金の支払いなどを行います。
個人的に一番緊張感が高まったのが誓約書を書くこのタイミング。誓約書には「バンジージャンプは死傷する可能性のあるアクティビティです」といった内容が書かれており、ちょっとドキドキしました(実際は怪我なく楽しんできましたよ!)。
当たり前ですが万一のときには大怪我では済まないアクティビティなので、それを理解した上でやってみたい!と思える人のみ参加してみてくださいね。

また、仮設のトイレがあるのでウイングスーツなどを着る前に行っておくのが安心です。

STEP2 ウイングスーツの着用&飛び方の説明

受付が終わったら荷物をロッカーに預けてウイングスーツを着用します。
袖のところがモモンガのようになっており、手と足を広げて飛ぶと空気抵抗が大きくなって落下時間が通常よりも長くなるのだそう。

続いて岐阜バンジーのスタッフさんから、飛ぶときの体勢や落下し終えたらするべきことについて教えてもらいます。実際の人形を使いながら説明してくれるので、落下時の様子がイメージしやすかったです。

教えてもらったのは、

・ジャンプ台から空中に倒れ込むように飛ぶ
・空中では手足を広げる
・落下後は足元のロックを外し、上体を起こす

といったコツ的なもの。
ちなみに足元のロックはバンジー後にさかさまになっている体勢を元に戻すためのものです。バーを引っ張るだけでOKなので、あまり心配しなくても大丈夫。もしも外せなかったとしても、さかさまのままではありますがジャンプ台まで引き上げてもらえます。

STEP3 ジャンプ台へ移動

日本一の高さ約215mを誇るブリッジバンジージャンプ「岐阜バンジー」

説明が終わったら、歩いて新旅足橋の真ん中あたりにあるジャンプ台へ!
橋の上から谷底をのぞき込んでみると、あまりの高さにびっくり。「こんなところを飛ぶのか…」と思わず身がすくんでしまいます。

日本一の高さ約215mを誇るブリッジバンジージャンプ「岐阜バンジー」

一方で橋のたもとにはカメラを構えた見物人がいたり、すれ違ったお散歩中の老夫婦が「バンジー飛ぶの?がんばってね」と声をかけてくれたりと、なんだか賑やかな雰囲気も感じられます。同じ時間帯にバンジーを飛ぶ参加者さんも話しているうちに、すこしずつ緊張が和らいできました。

ちなみに岐阜バンジーではバンジーを飛ぶ際に自分のスマホやカメラを持ち込んで撮影することはできませんが、GoProでの動画撮影とスタッフさんによるジャンプ台からの動画撮影がサービスでついていて、最後にデータでもらえます。同行者さんがジャンプ台の近くで撮影することも可能なので、フェンスの隙間からベストショットを狙ってみてください。

また余談ではありますが、新旅足橋の上は山間で高所なこともあってぐっと冷え込みます。橋の上は風が強いのでなおさらです。岐阜バンジーへ行った日は気温30度をゆうに超える真夏日でしたが、肌寒いくらいでした。冬が近づいてくると想像以上に冷え込むと思うので、寒さ対策はしっかりして行くとよさそうです。

STEP4 バンジー!!

日本一の高さ約215mを誇るブリッジバンジージャンプ「岐阜バンジー」

再びスタッフさんにウイングスーツやハーネスなどの確認をしてもらったら、バンジーを飛ぶ瞬間まであと少し。ヘルメットも装着して、橋の外側に取り付けられているジャンプ台に入ります。
足場は谷底が見える金網状になっているのでかなりのスリル。実際の現場では緊張している自覚はなかったのですが、撮影した写真を後から見返したら想像以上に顔が強張っていて、思わず笑ってしまいました。

日本一の高さ約215mを誇るブリッジバンジージャンプ「岐阜バンジー」

命綱の最終確認とGoProの装着をしてもらえば、あとはもう飛ぶだけ。
ジャンプ台の縁に立ち、足の前半分を空中に出して合図を待ちます。足を出すときにはどうしても下を見なければならないので、これがかなりの恐怖!谷底を流れる川の小ささに心臓がギュッとすくみます。
スタッフさんが教えてくれたとおり、視線は下に向けずになるべく空の方を見るように。体勢と心の準備が整ったらスタッフさんがカウントダウンをしてくれます。

5、4、3、2、1、バンジー!!

落下時間は思っていたよりも長め。途中でふわっと身体が浮き上がるような感覚があり、本当に飛んでいるようでおもしろかったです。
飛ぶ瞬間までは恐怖心の方が強かったですが、空中に身を躍らせてしまえばあとは楽しい気持ちだけ。落下中は周囲の景色を眺める余裕もあり、木々の青々とした様子や眼前に近づいてくる旅足川の流れなど、自然の美しさに囲まれたバンジーはとってもオツなものでした。

飛び終わった人から受付に戻り、認定書とUSB(動画データ)を受け取って各自解散。
バンジーを飛んだ人には認定書が贈られ、“勇気を持って恐怖に立ち向かい、見事に克服”したことを褒めてもらえます。次回飛ぶ際にこの認定書と身分証明書を持っていけば、リピーター割引でバンジーを楽しめるので再訪する人はお忘れなく。

まとめ

高さ215mのバンジージャンプとあって興味半分・怖さ半分で行くのをためらっていた「岐阜バンジー」。実際に飛んでみた今となっては「もっと早く行っておけばよかった!」という気持ちでいっぱいです。取材ではあったのですが、最初から最後まで思いっきり楽しんでしまいました。

日本一の高さ約215mを誇るブリッジバンジージャンプ「岐阜バンジー」

ここ八百津町でしかできないアクティビティ体験、ぜひチャレンジしてみませんか?

岐阜バンジー

【住所】
岐阜県八百津町久田見 新旅足橋
【営業時間】
9:00~17:30(最終受付16:00、冬季期間15:30)
【料金】
1回28,000円
【定休日】
火曜、水曜(祝日は除く、変動あり)
【駐車場】
あり
【HP】
https://www.bungyjapan.com/
※参加要件などはHPで事前に確認を

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