2月末日、各務原市の航空自衛隊岐阜基地で「岐阜基地オリジナル空上げ(からあげ)」の体験喫食会が行われました。気になりすぎるこのイベント、ぷらざスタッフも参加してきましたよ♪

そもそも「空上げ」とは?
「空自空上げ(くうじからあげ)」とは、航空自衛隊各基地の給食で提供される「鶏の唐揚げ」の総称。航空自衛隊全体でより上を目指す、という意味を込めて「空上げ(からあげ)」と呼称されています。各基地ごとに個性豊かなレシピが考案されており、作り方をホームページ等で公開しているところも。岐阜基地の空上げレシピもこちらのサイトで閲覧できるとともに、地元・各務原市の飲食店には再現メニューを提供しているお店もあるそうです。

当日、体験喫食会の流れ
喫食会当日は、お昼ごろに岐阜基地駐車場に集合。広報担当の自衛官さんに先導され、何組かに分かれて食堂に向かいました。基地内はまるで1つの町のように広大。今回は食堂と売店以外撮影NGだったため写真はないのですが、歩きながらその広さを実感できただけでも来た価値アリでした。
たどり着いた食堂では、手を洗った後セルフサービスで食事を用意していきます。全体的に器がデカい!こんな器で毎食がっつり食べていたら強くなりそう…✨頼もしい…✨と、意外なところで自衛隊への信頼感が増す我々。




岐阜基地の「空上げ」がこちら

全国各基地で異なるレシピが開発されている「空上げ」。岐阜基地のものは「信長ハイ空上げ(のぶながはいからあげ)」と名付けられた一品で、岐阜に縁のある信長をイメージして作られています。大きな特徴としては、
●新しいもの好きで赤色を好んだという信長にちなみ、衣に紅生姜が混ぜ込まれている。
●南蛮貿易に力を注いだことにちなみ、仕上げに南蛮ダレがかけてある。
●信長の代名詞?の「ハイカラ」をさりげなくメニュー名に挿入。
などが挙げられるそう。いざ食べてみると生姜と南蛮ダレが素晴らしくイイ仕事をしていて、どんどん箸が進みます。「空上げ」はもちろん汁物も小鉢もしっかりめのお味で、ごはんと相性抜群。シンプルにおいしい~!

参加者の中には赤ちゃん連れのご夫婦がいたり、杖をついた紳士がいたりと老若男女が大集合だったのですが、みんなが笑顔で嬉しそうに食事していたのが印象的でした。

帰り道、売店でお土産タイムも
食事を終えて食器を自分たちで返却した後は、また広報の方に案内されながら別棟の売店へ。コンビニ店舗の中にずらりと岐阜基地のお土産やオリジナルグッズが並びます。これまたテンション急上昇、「隊員の方が帰省の際に購入されるのかしら?」等、妄想もはかどります。



次の機会をお見逃しなく!
興味はあれど、なかなか覗くチャンスのない自衛隊基地。今回体験喫食会という機会を得て、自衛隊がぐっと身近で好ましい存在になったような気がします。次回の体験喫食会の予定は未定だそうですが、公募がかかる場合はX( @JASDF_GIFUAB )などで情報発信されるとのこと。アカウントをフォローして、最新情報をゲットできる体制を整えておきましょう!
航空自衛隊岐阜基地
【住所】
各務原市那加官有地無番地
【問合せ】
058-382-1101(内線2273 基地渉外室広報係)
【HP】
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