【3・4月号】ぎふ木育ってなぁに?

岐阜県は木の国山の国

土地の面積に対する森林の割合を示す「森林率」。
日本の森林率は約7割で、私たちが住む岐阜県の森林率は約8割。
国内2番目を誇っているって、ご存じですか?

そんな森林県で推進されているのが「ぎふ木育」
2013年には「ぎふ木育30年ビジョン」が策定され、
「木とふれあい、学び、ともに生きる」ことを通じて、
子どもをはじめとするすべての人が
「森林に対して責任ある行動をとることができる人材となる」
ことを目指しています。

森のはたらきを知ろう

そもそも、なぜ森や木と向き合うことが求められているのかというと…
 おいしい水や空気を生み出しているのも、
 大雨が降っても洪水が起こらないのも、
 地球温暖化を防止しているのも、
 生き物のすみかが守られているのも・・・
それもこれも、森や樹木の存在のおかげだから。
私たちは森や木に生かされていることを忘れてはいけないし、
その“命の源”を子孫に残していかなければならないのです。
そのためにも、木と共生する文化を将来へ繋ぐ取り組み「ぎふ木育」を知ることは
とても大切なことなのです。

「でも何だか難しそう…」
「一体どんなことをするの?」
と思われがちな“木育”ですが、シンプルに言ってしまえば、
「木材や木製品と触れ合って木に親しもう!そして、木材の良さや利用の意義を学ぼう!」
というもの。

なので、身近でできること・普段何気なくやっていることが
実は木育につながっていたりするんですよ(*^^*)

郡上割り箸のおはなし

そんな中でもぜひ見直してほしいのが『割り箸』。
近年、マイ箸運動が推奨されているため、
「割り箸って環境に良くないんでしょ?」と思う方も多いはず。
実を言うと、私もその一人でした…。
でもその理由は、割り箸生産を目的に伐採した木で作った輸入品の割り箸を
大量に使っているからなのです。

一方、写真の「郡上割り箸」の材料は、岐阜県郡上の山で育った杉で作った間伐材。
山の機能を守るためにあえて伐った木材を活用している“エコ商品”なので、
むしろ積極的に使うことが木の有効利用につながるわけです。

この割り箸を製造販売する「株式会社郡上割り箸」さんでは、
赤ちゃんや小さな子どもたちに向けた木のおもちゃ「ki na li」シリーズも手掛けています。

これらの木育おもちゃはすべて無塗装で無着色。
無垢の木に触れることで、身近にある木の違いを知ったり、木に興味を持ったり…
小さいうちから遊びを通して、木育に取り組めちゃうなんて素敵☆
出産のお祝いや、お子さん・お孫さんの誕生日プレゼントにもぴったりです!


そんなki na liシリーズも含めて、100種類以上の木のおもちゃで遊べるのが
昨年7月に岐阜市に誕生した木育施設「ぎふ木遊館」。

木育施設&森林体験スポットが誕生!


県産材で造られた9種類の大型木製遊具のほかに、
樹皮が付いたままの原木もそびえ立っているのが驚き!

樹齢400年のスギ巨木をくり抜いた「丸太トンネル」に、
子どもたちはもちろん大人だってテンションが上がります。
※緊急事態宣言が明け、木育プログラムも再開したそうです♪

ぎふ木遊館に併設している木育ショップ「響 hibi-ki STORE」には、
全国各地の国産材を使った木のアイテムが400点以上も並んでいます。
コマや積み木などのおもちゃは実際に遊べるのも魅力です。

そして、木に興味が出てきたら、
実際に森に入って特別な体験をしてみるのもオススメ!

岐阜県立森林文化アカデミー(美濃市)の敷地内に昨年オープンした
写真の「morinos(モリノス)」では、
これまでに体験したことがないような様々な体験プログラムに参加できます。

「morinosひろば」なら、
自由に薪割りや焚火ができたり、ハンモックでまったりするだけでもOK!
「ちょっと森に行ってみようかな?」
そう思ったら親子でmorinosに訪れて気軽に自然と触れ合ってみてください。

ぎふ木育の第一歩

木材を使うことで「木を伐って、使って、植えて、育てる」のサイクルが回り、
私たちの暮らしを支えてくれる森林を守ることができます。

“ぎふ木育”の第一歩として、気軽に木に親しんでみましょう。
そして、木の良さを感じたらライフスタイルに木の製品を取り入れてみませんか?

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