岐阜市産のクラフトビールを味わう「Tap Room YOROCA」

伊奈波神社参道沿いにあるクラフトビール醸造所に併設されたビアバー「Tap Room YOROCA」。岐阜市ならではのビールを求めて、週末の新たな賑わいが生まれています。

YOROCAのロゴが入ったおしゃれな扉

岐阜市初のクラフトビール醸造所「岐阜麦酒造場」に併設されたビアバー。こちらを手がける平塚悟さんは、なんと平日は会社員として働き、土日にビールを醸造しているという兼業醸造家です。

店主の平塚さん

「岐阜城やメディアコスモスといったメジャースポットを繋ぐ位置にあるここ『岐阜町(まち)』は、アクセスも良く昔ながらの町並みも残る素敵なところ。でもこの魅力に、地元の方は当たり前すぎて気づいていなかったり、観光客にもあまり知られていないなと思って」
元々お酒が好きだったという平塚さん、地域と密に繋がることができるクラフトビールがこのまちを盛り上げるきっかけになれば、と醸造の世界に飛び込みました。

タップから新鮮なビールを注いでくれる

平塚さんいわく「お刺身と同じで、クラフトビールは鮮度が命」なんだそう。壁に並ぶタップは醸造所の貯蔵タンクに繋がっているので、ここから新鮮なビールを注いでいただけます。醸造所併設の醍醐味ですね。

黄金色のビールときめ細かな泡
金華山エール(L)…1,000円

YOROCAで味わえるのは、「金華山エール」や「やながせホワイト」など岐阜の風景をイメージしたクラフトビール。原料にも、長良川由来の水や関市産「かみのほゆず」の皮など岐阜のものを使用しています。

ブルーのタイルがおしゃれな店内

乾き物などおつまみ以外のフードメニューの提供がないため、食べ物の持ち込みもOKなんだとか。近所のお惣菜屋さんでテイクアウトして「これ意外とビールに合うね」なんて会話も生まれるそうで、地域ぐるみでの温かい盛り上がりを感じられます。

地元の方が1週間の締めくくりに訪れたり、岐阜ならではのビールを求めて県外からの観光客が足を運んだり…。岐阜の魅力が詰まったビールが 新たな発信源となって、この地に賑わいをもたらしているようです。

Tap Room YOROCA

【住所】
岐阜市伊奈波通1-46
【営業時間】
金曜/17:00~20:30(19:45LO)
土曜・日曜/13:00~20:30(19:45LO)
【定休日】
月曜、火曜、水曜、木曜
【駐車場】
なし
【HP】
https://gifubeer.com/

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