先日の『ジブリパーク』チケットなしでも楽しめる【前編】につづき、【後編】でも見どころをご紹介!
ちびっこ達に大人気のあのエリア周辺について迫ります。
歩いてたどり着ける「どんどこ森」
劇中と同じような暮らしに触れられる「サツキとメイの家」や、トトロを模した木製遊具「どんどこ堂」など、『となりのトトロ』の世界観が詰まっている「どんどこ森」。
入場チケットを要するジブリパークのエリアの1つですが、周りにはチケットなしでも楽しめるスポットもあるんです。
稲楼門広場(※【前編】参照)を抜けたところにある林床花園は、実は「どんどこ森」への近道。
園内を巡回している無料バスに乗って行けることは知っていたものの、歩いて登ることもできるなんて…!せっかくなので、散策がてら徒歩で行ってみることに。
(ちなみに、西口案内所・休憩所付近から登れる「木漏れ日の尾根道」もあります)
木々が生い茂る林ではありますが、遊歩道として整備されているとあって、小径はとーっても歩きやすい!小さな子どもも楽々に登っていけます。
途中で分かれ道もあり、「んー?」と一瞬不安になりますが、とにかく「どんどこ森」と案内されている方へと進めばとりあえず大丈夫!
散策中に出会える“忘れもの”
♬歩こう 歩こう 私は元気~ 歩くの大好き どんどん行こう♬
息子がご機嫌に歌いながら進んでいくと、「至 どんどこ森」と刻まれた石像を発見!
その上には…
これも「ジブリの忘れもの」(※【前編】参照)の1つ。
「あ!トトロのお土産だぁ~!」と周りにいた人たちも興奮気味でした!
緑のトンネルをくぐったり空を仰いでみたり…散策でしか味わえない眺めを堪能していると、ようやく「どんどこ森」までもうすぐの場所に到着。
ちょっと休憩でも~、と見つけたベンチに腰を掛けようとしたら…
見覚えありまくりのトウモロコシです。親子で興奮してしまいました!!
『となりのトトロ』の世界
豊かな自然に囲まれたエリア一帯はまるでのどかな里山のよう。日本の原風景のような景色に心が落ち着きます。
チケットを持たない私たちが辿り着いたのは、誰でも上れる「サツキとメイの家のみえる展望台」。
森の中に佇んでいるのがよく分かりますよね。
『となりのトトロ』は、自然と人のあり方を教えてくれた作品。
目の前に広がるこの自然がいつまでも大切に守られますように・・・。
© Sutudio Ghibli
なお、「サツキとメイの家」や、モリコロパーク内にある「もりの学舎」「日本庭園」などは、2005年の愛・地球博の森林体感ゾーンにあった当時のまま。
時を経て、ジブリパークとして再出発してもなお同じ場所に存置されているのは、万博のテーマ「自然の叡智」が継承されている証。単なる公園ではなく、人と自然との共存を教えてくれる施設なのかもしれません。
園内バスに乗車する場合は、《西ルート》と《東ルート》があります。
目的地が「どんどこ森」の場合は《東ルート》。「ジブリの大倉庫」にも停留所がありますよ!
「行きはバスに乗車、帰りは徒歩で散策」というのもオススメ☆
さて、【前編】【後編】の2本立てで、ジブリパークのチケットなしでも楽しめるスポットの見どころをお届けしました。
長年のジブリファンも、これからジブリ作品と触れ合うよ!という小さなお子さんも、世代問わずに堪能できる公園です。ぜひぜひ参考にして遊びに行ってみてくださいね♥
★ジブリパークの3つのエリア「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の入 場チケットは日時指定の予約制。料金や予約の方法はジブリパークのホームページをご覧ください。