【11・12月号】えんとつ町のプペル×多治見タイルアート

えんとつ町のプペル×タイルアート
映画と多治見の素敵な関係

タイルの街・多治見とプペルの関係

12月25日にいよいよ公開される映画「えんとつ町のプペル」。原作となっている絵本はタレントのキングコング・西野亮廣さんによるもの。その世界観に加え、クラウドファンディングを利用している点や完全分業制による製作方法など、作品としてのスタンスもセンセーショナルなんです。

12月16日には上映に先駆けて、冒頭3分間の映像も大公開!
動画はコチラ

ゴミ人間のプペルとえんとつ掃除屋のルビッチを主人公に、“空を知らない”えんとつ町で繰り広げられる物語。この映像を見れば、一刻も早く劇場で観賞したくなっちゃいますね~♪

さて、11・12月合併号の18ページ~(電子ブック版は20ページ~)でも紹介している通り、このプペル、実は岐阜県多治見市とも深~い関わりがあるんです。それは何かというと…?

このタイル!

ルビッチや西野さんのシルエット等、可愛いイラスト入りのこのプペルタイルですが、そこにはある秘密が。実はこれ、ゴミを高温で溶かした後に残る「溶融スラグ」を活用した「リサイクルタイル」なんですよ。

溶融スラグ

絵本・映画に登場するプペルは、ゴミ山から生まれたゴミ人間
そしてこのプペルタイルは、ゴミを活用して生まれたもの…。

何だかシンパシーを感じずにはいられませんね。

このタイルを発案したのは、タイルの街・多治見市にある株式会社エクシィズの笠井建佑さん。「ecoRevo(エコレボ)」と銘打ったプロジェクトを立ち上げ、リサイクルタイルの生産に取り組んでいます。

ecoRevoのコンセプトは“Ecology(環境)& Revolution(革命)”。ゴミを価値のあるものとらえる考え方も、作品の世界に通じていて、とても素敵ですね。笠井さんの想いは本誌でも紹介しているので、詳しくはぜひそちらもご覧ください。

さて今回は特別に、取材時にプペルタイル作りを体験させていただきました♪
(今後はワークショップも計画中だとか♡)

絵柄をプリントしたら、

淵と表面に釉薬をたっぷり塗るのですが、コレがなかなか難しいです💦

でもけっこう上手にできました(笑)!
※画像は後日焼成していただいたものです。

挑戦してみると、ものづくりってやっぱり楽しいですね☆

「えんとつ町のプペル」グッズは、通販サイトBASEにて販売。「メダル」「マグネット」「キーホルダー」の3種から選べるので、インテリアとしても、バッグ等のアクセサリーとしても使えますよ◎
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プペルの聖地的エンタメスーパー?

多治見には、プペル絡みでぜひ訪れたいスポットも! それが地元の食品スーパー「マルナカストアー」さんです。

一見ほのぼのした雰囲気のローカルスーパーですが、中に足を踏み入れてみると…??

そこにはスーパーの概念を覆す光景が! なんとこちらのお店、スーパーの一角(それ以上?)のスペースで、2年前から「えんとつ町のプペル・タイルの絵本展」を開催。絵本のイラストをタイルにしてずら~り展示を行っているんです。

社長の中島世志人さんは、大のプペル&西野さんのファン。そこに地元創生の想いが加わり、実現したのが“地元産業のタイル×プペル”というこのカタチ。店内にはルビッチの大きなタイル絵もあって、人気のフォトスポットになっていますよ。

マルナカストアーさんは、モザイクタイルミュージアムのすぐ近く。アートのハシゴを楽しむのもオススメです。

岐阜と作品のご縁を知れば、ますます映画が楽しみに。プペル×タイルの素敵な関係、ぜひ注目してみてください♪

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