「ぷらざ」を作るために岐阜を取材する中で、長年思っていたこと。それはとっても素敵な地元の魅力を、もっと、もっと、もーーーーーーっとたくさんの人に知ってもらいたい、ということ。文化に風習、そこに暮らす人々…。知れば知るほど、岐阜って唯一無二のおもしろくて愛すべき場所なんです。
でも悲しいのは、謙虚でつつましやかな県民性ゆえか、はたまた自己肯定感の低さゆえか…イマイチ岐阜人にその自覚がないこと。
そこで、私たちは考えました。大好きな岐阜&岐阜人だけに通用する常識、その名も“岐阜あるある”を“カルタ”にしたら、知られざる岐阜の面白さをPRできるのではないか、そして岐阜を誇らしく思えるようになるんじゃないか――?そんな想いから、当社のカードゲームプロジェクトkamiasobi×月刊ぷらざコラボの新☆ゲームが動き出したのです。
取材メモ×ぷらざ読者さんの
アイディア満載やお
まずはネタ収集から。世代も様々なぷらざスタッフがこれまでの取材で得た知識や日々の暮らしで気になることを総動員。「〇〇って実は岐阜だけらしいよ」、「え、ほんと!?」なんて会話を繰り広げながら、“岐阜あるある”をかき集めました(その様子は2023年1・2月合併号のカルタ特集でも紹介中♪ぜひご覧ください)。
さらにはぷらざ読者の皆さんの考える“岐阜あるある”をメールやハガキで大募集。
このご意見が本当に興味深かった!「分かる分かる~」と共感しつつ、岐阜の面白さを再確認・再認識。岐阜の底なしの面白さに、改めて自信を持ちました。 大量に集まったネタを厳選し、最終的に読み札にしたためたのは全50ネタ!
この後もデザイナー、イラストレーター、営業といった部署を超えたプロジェクトメンバーの協力を経て、「岐阜あるある共感の証=やおね(だよねの岐阜弁)」を冠した「YAONE」がついに誕生しました。
ちょっと懐かし系の共感ネタも随所に散りばめているので、「ばあばの時代は柳ケ瀬がすごい人やったんやお」とか、「昔は道路にチンチン電車が走っとったんやて」みたいに世代を超えた交流で、昔の岐阜にも思いを馳せてもらえたら嬉しいなあと思っています。
ちなみに読み札の裏は、編集スタッフの岐阜愛が高じた結果、「あるあるMEMO」コーナーに。
文字びっしりですが、心をこめて書いたので、こちらも読んでもらえると幸いです♡
まだまた遊び方があるんやお!
単なるカルタにとどまらないところが、YAONEの自慢ポイント。取り札の裏面はバラバラになった地図の破片になっていて、つなぎ合わせると大きな岐阜市の街に。協力型と対戦型、2つの遊び方があるので、プレイしながら岐阜の地理に詳しくなれちゃうんです。実際制作に携わったメンバーも、めちゃくちゃ岐阜の道マニアになりました(笑)。
さらに番外編ゲーム「ニャオネめくり」も、社内で人気の遊び方。カードを引いて出すだけの100%運ゲームですが、何度遊んでも飽きません。こちらは3歳くらいからプレイできますよ~☆
カワイイキャラクターもよろしく頼むに
ところでご紹介が遅れましたが「ニャオネ」とは、本ゲームの主役キャラクターである、黄緑色の猫。
岐阜生まれ岐阜育ちで岐阜の食べ物が大好物。気が付くと、主に食べ物を狙って人間のそばにいます。岐阜弁をしゃべりますが、なんせ猫舌なので熱いものは苦手で「な」が「にゃ」になっちゃう舌ったらずな感じがジワるポイント。黄緑色なのは岐阜の自然に擬態しようとしたからなのですが、結果まちなかでは目立ちまくり、という…ちょっとうっかりネコさんです♡
☆「YAONE」は下記ネットショップほか、協力店舗様(※順次)で購入可能ですよー!!!
「岐阜愛」&「岐阜あるある共感の輪」を、もっともっと広めたいという想いがカタチになったこのゲーム。読者の皆さんと一緒に作った大事な作品だと思っているので、ぜひプレイしていただけますと幸いです。