【9・10月合併号】10月は食品ロス削減月間

よく耳にするようになった「食品ロス」

最近テレビCMや街のポスターを通して「食品ロスを減らそう」という呼びかけが増えてきたと思いませんか? それは食品ロスを世界的な課題として、みんなで取り組もうという流れになっているから。“食べ物が捨てられる”ただそれだけではなく、実は次のような深刻な問題を生み出しているんです

×お金がムダになる
1つの家庭から1年に出る食品ロスはなんと6万円分!食費がムダになるだけでなく、さらにゴミ処理に税金が使われている。

×資源が捨てられる
大切に育てられてきた野菜や魚介類、食肉用の牛・豚・鳥等も食べられることなく捨てられてしまう。

×飢える人が増える
必要以上の食品を輸入することは輸出国の資源を消費させることに繋がり、飢えに苦しむ人を増やす一因に。

×自然が破壊されて地球温暖化が進む
食料生産のために貴重な森林を伐採。またゴミ処理で発生するエネルギーや、埋め立てで発生するガスは地球温暖化の原因になっている。

食べ物、そんなに捨てていないのに?

料理をしたときに捨てる野菜の皮や食材の切れ端…私たちが思い当たる食品ロスはその程度かもしれません。でも実際の内訳は以下の通り。

日本から出る年間600万トンの食品ロスのうち、半分近くが家庭から出ていることが分かります。買いすぎて傷んでしまった食材、食べ残し、野菜の皮の剥きすぎ。そういったものが積もり積もって大きな数字を生み出しているのです。でも逆に考えれば、私たち一人ひとりがコツコツと食品ロス問題の解決に向けて取り組めば削減も可能になるということ。暮らしの中でできそうなことを見つけて取り組んでいきませんか?

家庭でやってみよう!読者の食品ロス削減アイディア

食品ロス削減の取り組みについてはぷらざ本誌でも掲載しましたが、ここでは紹介しきれなかった読者の声を紹介します。

【買い物の工夫】
●買い物前に冷蔵庫の中を確認して、ある程度献立を考えてメモします。それ以外の物はなるべく買いません。
●大容量の方がお値打ちな場合が多いですが、値段にとらわれず小さいサイズを買います。
●コンビニやスーパーマーケットで買い物をするときは「手前取り」を意識しています

【保存のコツ】
●古い食材から使うように心がけています。
●冷凍できる食材や食べきれない料理は、冷凍保存しています。

【料理のポイント】
●ピーマンのヘタや種はとらずに肉詰めや炒め物に。違和感なく食べられますよ!
●大根の葉はお浸しに、大根おろしは皮ごとすって使います。

この他に、「フードドライブに参加しました」という声も。本誌でも「フードバンクぎふ」の活動の中で、大垣共立銀行笠松支店・藤江支店・荒尾出張所と提携したフードドライブをご紹介しています。自分達で食べきれる量を家庭で消費することはもちろん大切ですが、それでも食べきれない食品があるときは、必要とされるところに届けられ貧困等で苦しむ人の助けとなれるのが理想的。貴重な食品が無駄なく世界中に行き届き、誰もが充分にお腹を満たせる未来を目指したいですね

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